「そうだったのか、気にかけてくれていたんだね」
ニックはランタンを宙に上げると、周りの光景が一変し────夜空に浮かぶ沢山のランタンが美しい光景を映し出しました。
「うわぁー凄い────沢山のランタンが宙に浮いてるよ」
「この部屋は仮想空間を作り出すことができるんだよ」
「へぇーすごくきれいだね」
しばし二人は静かで夜空に浮かぶランタンの灯火を眺めていました。
「ニック────ニックはどうやってコニーさんの死を乗り越えられたの?」
「えっ?うーん────私の場合は、時間が心の苦しみを癒してくれたよ」
「時間が?」
「時間は自分で操ることができるんだ」
「えっ!時間を操る……?」
