④開戦当日、野原において、ルンブラン国王みずからが忠節国士隊を率いて、シェメッシュ小邦ドゥルキス大君の聖騎士団と対峙する。
⑤いざ開戦というときに、将帥であるキドンは、武器と鎧を脱いで手に持ち、一人野原の中心へ出る。それに応えるように、アルコもキドンの前へ出向く。
⑥キドンは、「そなたたちとは戦いたくない」という旨を吐露し、アルコとの間で和平を締結するつもりであった。
⑦しかし、キドン後方のタイラント国王が石火矢でキドンの右肩を打ち抜き、「シェメッシュのしわざ」だと叫んで勝手に進軍を開始する。
⑧キドンは、信じていたタイラント国王から裏切られたことに絶句して、打ちひしがれながらその場にうずくまる。だが、アルコの「ぼくたち、親友じゃないか」という一言で、自分の自尊心をアルコとの友情に見出したキドンは、活気を取り戻す。そして、悩み続けていたシェメッシュ小邦への寝返りを発心する。
(つづく)