なにごとにもチャレンジ精神があることは、世間では高く評価されるところです。
私も、うつ病だからと言ってグズグズせずに、心機一転として着々と回復の努力をしてきたつもりでした。
でも、あかんかった……。
努力するにも、限界があったのです。
未来の希望も失くした私は、果たしてこの先どうすればよいのかを考えました。そして、ひらめいたのです。
弓道のスランプ期間は、いったん弓矢をおろしてエアでの基礎練習をおこないます。これは、我流に走ってしまった射形を見本通りの型に直す療法です。
いわゆるは、「初心に還る」と言います。
今の私も、まさにその分岐点に立っているのだと思いました。人生の路線を外れた汽車の、軌道修正をする瞬間なのです。
では私にとっての「初心」とはなんだったのか、これこそが執筆でした。一文に悩みあぐねながらペンを持ち、物語を紡いでいくことが、私の最初の在り方でした。
約半年ほど、妙なチャレンジ精神にわれを忘れて、カクヨムをおろそかにしてしまっていました。やはり、カクヨムは私のふるさとなのだと、痛感した次第であります。
長々と語りましたが、ようするに、カクヨムでの活動を再開するという宣言です。
拙作『毗沙門戦記』の完結を目指して、ふたたびあゆんで参りたく存じます。
イラストは、私が一番最初に描いた菩薩のお姿です。
