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鰍沢 蛍

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  • 2025年2月5日

    太陽を見上げよう

    もし何か嫌なことやつらいことがあったら太陽を見上げてください。 太陽の光を顔いっぱいに、身体いっぱいに浴びてください。 眩しさに目を細め、顔をしかめてください。 1)太陽の光を浴びることで幸せ物質のセロトニンが分泌され、 2)さらに笑顔を浮かべれば(眩しさに目を細め、顔をしかめた表情は笑顔と一緒!)、たとえそれが作り笑いであっても、ストレス軽減や免疫機能の向上につながります。 日本では古来よりお天道様を拝む風習がありますが、それにもあながち科学的根拠がないわけでもなかったというわけですね。 さあ明日もがんばりましょう!
  • 2025年1月31日

    「多様性」の名のもとに

    彩り(いろどり)あふれる美しい世界を、虹色一色で塗りつぶすようなことが近年世界中で行われてきました。 多様性の可能性を信じている人間としてはすごく悲しく、苦しい時期でした。 世界には色の濃淡や色むら、偏りがあるのは当然のことです。 なのに、近年の「多様性」は政治的イデオロギーや利権と結びついて、まるである種の一党独裁制のように人々を支配してきました。 これから大きな、とても大きな反動がやってきそうです。 片側に大きく揺らいだ振り子は、同じように大きく逆側へと揺らぐからです。 私はその真ん中に立って、多様性の可能性を信じ続けるつもりです。 気に障ったらすみません。 でも書かずにはいられなかった。 みんながありのままの自分で自然に生きられる世界が来るといいです。 (画像は本文とは一切関係ありません)
  • 2024年12月18日

    2024年の個人的ゲーム・オヴ・ザ・イヤーは

    文句なしに『ライズ・オヴ・ザ・ローニン』(PS5)です。開発はアクションゲームに定評のある匠集団「チームニンジャ」。 幕末を舞台にしたゲームで、ジャンルとしてはオープンワールド和風アクションになるのですが、乙女ゲームでもあり、歴史ゲームでもあり、キャラメイクゲームでもあり、フォトモードゲームでもありと、本当にいろんな楽しみ方ができる懐の深いゲームになっています。 親切設計の作りこみがすごく丁寧かつ難易度設定も豊富なので、わずらわしいところがほとんどなく、ストレスのないようにプレイできるところが素晴らしいです。 X(Twitter)を見ていると、ガチめのアクションゲーム好きの人はもちろんなのですが、自キャラを含めた様々なカップリングを楽しまれるお姉さまがたがしっかりと沼にはまり込んで長い時間をかけてじっくりと遊んでおられる感じでした。(高杉晋作さんが大人気) もちろん好みはありますし、合う合わないもありますので、すべての人にオススメできるゲームとまでは言えないですが(そもそもPS5限定ですし)、でもそこそこ長い時間遊べる体験版もダウンロードできますので、PS5をお持ちの方にはぜひこの年末年始に試しに遊んでいただきたいと思います。 ちなみに、斬撃などで首が飛ぶ「Z版」と飛ばない「D版」がありますが、「Z版」のオプションで「D版」の表現にも変えられますので、迷われた方は「Z版」にするのがオススメです。 それではよい年末年始をお過ごしください。
  • 2024年4月29日

    GWにおすすめのゲーム5選

    1)ゼルダの伝説 ブレス・オヴ・ザ・ワイルド 2)ゼルダの伝説 ティアーズ・オヴ・ザ・キングダム 3)ライズ・オヴ・ザ・ローニン 4)グランブルーファンタジー・リリンク 5)エルデンリング どの作品も長く遊べるのでコスパはかなりいいと思います。 謎解きダンジョンが好きなら『ゼルダ』、幕末剣戟アクションなら『ローニン』、王道ファンタジーをサクッと遊ぶなら『グラブル・リリンク』、ダークな世界観や高難易度の死にゲーが好みなら『エルデンリング』が特におすすめです。 別枠として私のオールタイムベストゲームの『ウィッチャー3』と『レッド・デッド・リデンプションシリーズ』も言わずもがなという感じで書いておきます。 それでは、よい休暇をお過ごしください。 (画像は本文とは一切関係ありません)
  • 2024年1月2日

    久しぶりに会った叔父が眉毛を剃り上げていたので

    「どうかしたんですか?」と聞くと、「すごいことを発見した」と。 曰く「眉毛を剃ることによって、髪の毛がボリュームアップして見えるんだよ」とのこと。 つまり、意図的に眉毛の量を減らすことによって、相対的に頭髪の量を増やす、ということらしいのですが、いまいち効果がよく分からないので、首をかしげていると、 自分がへりくだることで相手を持ち上げる「謙譲語」や、近くに大きいものを配置することで顔を小さく見せる「小顔効果」などを例に出して、一生懸命に説明を始めたので、面倒になって「へー、すごいですね」と言って、さっさと逃げ出しました。 叔父さん、すごく頭が良い人なんだけど、何かちょっと変なところがあるんですよね。
  • 2023年12月29日

    「未来」が見える人って、実際にいて。

    それは宝くじの番号が分かったり、どの馬が一番になるのかあらかじめ知っていたり、大地震の起きる日を予言したり、とそういうことではなくて。 単純に社会や物事や人物に対する洞察力が普通の人よりも優れている(それもかなり)ということなのですが。 ただそういう人は、厄介なことに多くの人にはあまり理解されないようで。 例えるなら、前を歩いている人に「危ないよ」と声をかけるのだけれど、声をかけられた方は、こちらに向かってくる車が見えない(車自体を認識できない)ので、何を言われているのか分からず、ポカンとしているうちに交通事故に遭ってしまう、というようなことで。 感謝されるどころか、変に思われたり、不当に扱われたり、悪い時にはあべこべに恨まれたり。 私の周りにはこういう人たちがたくさんいるのですが、優れているがゆえに生きづらそうにしているのを見ると、本当に気の毒になります。 何とか橋渡しができたらなあと思いながら、がんばる日々です。
  • 2023年11月15日

    私のお友達にいわゆる「港区女子」の子がいるのですが

    その子があるお食事会に出席した時に、そのお店に偶然に居合わせたとある「霊能者」の方とお近づきになったのだそうです。 その「霊能者」の方は、一昔前にはテレビでもかなりもてはやされた人で、いろいろなものが見える「ホンモノ」とのこと。 「せっかくの機会だから、ちょっと見てあげようか」と言って、その方は私のお友達の港区女子ちゃんを、霊視というのか何というのかよく分かりませんが、とにかく「見て」くれたのだそうです。 「……若い男性がついていますね」とその方は港区女子ちゃんの背後をじっと見ながら言ったのだそうです。「生霊とかではなく、もう亡くなられています。すごく才能のある方で、何とか世に出ようとがんばっていたけれど、志半ばで亡くなったみたい。今はあなたのことをすごく応援してる。……心当たり、ありますか?」 そう聞かれて、港区女子ちゃんは曖昧に苦笑いしながら「……ええ、まあ、そうですね」とだけ答えて、はぐらかしてしまったそうです。 「……ねえ、その霊能者のこと、蛍は信じる……?」と港区女子ちゃんは私に言いました。 「そうだなあ……」と私は言いました。 実は港区女子ちゃんには、数年前に将来を悲観して自ら命を絶ってしまった二つ年上のお兄さんがいて、私もそのことを知っているので、そう聞いたわけです。 お兄さんのことはごく親しい友人にしか知らせていないらしいので、どこかから話がもれたということはなさそうです。 もちろん、別に隠しているわけではないので、その手のことに精通している人間が、然るべき手順を踏んできちんと調べれば、出てこない情報ではないのですが、テレビや各界の著名人ならともかく、どこにでもいる(失礼!)港区女子ちゃんですからね。そんな面倒なことをわざわざ港区女子ちゃんのためにするかなあ、というところがポイントなわけですね。 しかも、お店で偶然に居合わせたということなので(嘘かも知れないけど)、事前に調べることはできなかったとまでは言わないけれど、そんなことをしていったい何の意味があるのか、ということも問題です。 みなさんはどう思われますか? (今回このことを書くにあたって、港区女子ちゃんにはきちんと了承を得ております。「そんなもの、どうせ誰も読まないんだから別にいいよ。好きにして」とのことです。感謝いたします)
  • 2023年10月24日

    今日、何か失敗しましたか?

    はい、という方は素晴らしい! いいえ、という方は、もしかすると今日は新しいこと、難しいことに何もチャレンジしなかったのかも知れませんね。 失敗というのは、勇敢にチャレンジした人間だけに与えられる勇気の証です。 耳には聞こえないかも知れないけれど、そこにはレベルアップのファンファーレが高らかに鳴り響いているのです。 だから毎日、必ず何かに失敗しましょう。毎日、必ず恥をかくようにしましょう。 失敗や恥をかくことを恐れたらダメです。 そのふたつがなければ、成長も成功も栄光もありません。 大丈夫、あなたならいつか必ず、絶対にできます。 何でも成し遂げられます。 もう遅い、なんてことはないです。 お互いがんばりましょう! (画像は本文とは一切関係ありません)
  • 2023年10月23日

    最近、テニスのベン・シェルトン選手がかわいくて仕方がないです。

    プレイはたまに安定しない時もあるのですが、ここぞというところでとんでもない集中力を発揮して、スーパープレイを連発するところが、主人公感があってすごく魅力的です。 全米オープンで印象的だった電話ポーズや、レイバーカップで見せた選手同士の仲間意識、そして何より、あの屈託のない、少年のような笑顔が本当に素敵ですよね。 男子テニス界は今、ラスボス、絶対王者ジョコビッチ選手に迫ろうとする、若くて才能ある選手たちがたくさんいて、群雄割拠の本当に目が離せない状態なので、スポーツ好きの方にも、そうでない方にも、すごくおすすめのコンテンツになっています。 各大会のダイジェストはYouTubeなどで見れますので、興味のある方はぜひ一度見てみてください。 ベン・シェルトン選手は今回の木下グループジャパンオープンテニスでATPツアー初タイトルを取りました。今後の彼の快進撃に期待したいですね。
  • 2023年10月21日

    心霊現象の一部はある種の「共感覚」として説明できるのではないか

    というのが、私の持論です。 心霊現象やオカルト的事象そのものが実際に存在するのかどうかはとりあえず置いておくとして、そのような現象や事象を「感じる」人たちは確実にいるわけで、それを科学的に説明しようとするならば、そうした現象そのものの存否を論ずるよりも、認知心理学における「共感覚」を持ち出すのが一番「しっくりくる」のではないか、ということです。 「共感覚」とは、例えば「ある音を聞くとその色が見える」「あるものを味わうとその形が見える」といったような、ある情報を処理する過程で一般的には無関係と考えられるような感覚や認知処理が引き起こされる認知特性のことで、人口の数パーセントの人が持っているとされています。 詳しくは『 [シリーズ統合的認知]第6巻 共感覚 統合の多様性』浅野 倫子 、横澤 一彦著 (勁草書房)という本を読んで頂きたいのですが、とにかくこの「共感覚」によって、ある人には神秘的な何かが見えたり聞こえたりする一方で、他の人には何も感じられない、といったようなことが起きるのではないかと、私は結構長い間個人的に考えていました。 まあ、「だから何?」 と言われたら、それまでなんですけども(笑い)
  • 2023年10月13日

    小さい頃、繰り返し繰り返し見ていた夢があって。

    それは、ある夜にとある海辺の町を車で走っていると、どういうわけかいきなり車が道をそれ、ガードレールを突き破って、そのまま夜の海に真っ逆さまに転落してしまう、という夢なのですが。 それはもう、とてもとても怖い夢で、真夜中にいつも汗をびっしょりかいて目を覚ましていました。 その海辺の町というのは実際にある町で、小さい頃にはよく両親に連れられて海水浴や潮干狩りなんかに行っていたのですが。 小さな私は「いつか自分はあの場所でそうやって車で海に落ちて死ぬんだ」と本気で信じていました。 でも10代になると、いつの間にかそんな夢は見なくなって、進学のために上京して、就職をする頃には、夢のことなどすっかり忘れていたのですが。 ところがつい最近、ひょんなことから、その海辺の町に引っ越すことになってしまって。 それでその夢のことをふと思い出して。 何と言うか、ちょっと気味の悪い感じで。 何だか、知らず知らずのうちに「何か」に呼ばれていたような、そんな気になってしまって。 ガードレールを突き破る瞬間に目に入る、あのオレンジ色の街灯の眩しい光。 何かが蠢く真っ暗な海の底へ、ゆっくり、ゆっくりと沈んでいく自分……。 悪いことが、何も起きなければいいな、と思っているのですが。 ……まあ、私、車の免許持ってないんですけどね!(笑い)
  • 2023年8月23日

    天上天下唯我独尊(人は皆ただその存在のままに尊い)

    自分以外の誰かになろうとしないで、なりたい自分になってください。
  • 2023年7月17日

    洗面台の裏から長い髪の毛がぐるぐるに巻きついた歯ブラシが出てきた

    と友達に言ったら、 「それ呪物だよ! 呪われてるよ! すぐに引っ越した方がいい! 一緒に不動産屋に行こう! 今から行こう!」 と、ものすごく興奮気味に言うので、 「よく見たら、結構前になくした自分のだった」とは、なかなか言い出せなかったです。 ちなみに歯ブラシは、歯医者さんとかでも売ってるバトラーがオススメです。 ちょっと高いけど、「こんなに違うの!?」ってくらい、歯がつるっつるになります。
  • 2023年7月3日

    楽なので最近はこれ↓ばっかり着てます。

    GUのドライポンチクルーネックT(5分袖)とスーパーワイドカーゴパンツ。 安くて着心地がいいのが一番ですが、おしゃれがよく分かんなくても、とりあえずこれを着とけば、何となくそれっぽくなるので、すごくおすすめです。 気になった方はぜひGUでチェックしてみてください。 それでは。
  • 2023年6月26日

    結局、一番おいしいインスタントラーメンって

    五木食品の「熊本もっこすラーメン」なんじゃないかと思う。 値段もそんなに高くなくて、すごくおすすめなので、食べたことのない人はぜひ一度食べてみてください。
  • 2023年6月24日

    「『ねじ式』みたいな髪型だね」と言われたので、調べてみたら

    こんなのでした。
  • 2022年12月3日

    「自分より優れた者が皆死ねばいいにと思ひ鏡を見ている」

    という詩が夢野久作の『猟奇歌』の中に出てきて、思わず笑ってしまいました。 夢野久作の作品はどれもすごく面白いので、ぜひ読んでみてください。 画像は角川文庫版の『ドグラ・マグラ』ですが、kindleの青空文庫版なら無料で購入できますので、お好みで選んでみてください。 それでは。
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  • 2022年8月30日

    リンゴ・デッド・オア・アライブ

    私は「スカタライツ」をはじめとする1960年代の古いスカがすごく好きで、よく聞いています。 スカは言うまでもなくレゲエの前身になった音楽で、ジャマイカにルーツがあるのですが、初期の頃はR&Bやジャズなどのアメリカの音楽をカバーしていたこともあって、「Caravan」や「007のテーマ」など、有名な原曲のスカ・アレンジ曲が結構たくさんあります。 どれもすごくかっこいいので是非聞いて欲しいのですが、中でも私のお気に入りは日本の美空ひばりさんの名曲「リンゴ追分」のスカ・アレンジです。 いきなり銃声から始まる衝撃的な曲展開にちょっとびっくりしてしまいますが、(原曲は今は亡き母を想う若い娘の郷愁を歌った繊細な歌なので)、どうやら「リンゴ」というのを実在したガンマン、「ジョニー・リンゴ(リンゴ・キッド)」と勘違いしていたようです。 「追分」という言葉も「生と死を分ける分岐点」と捉えていたようで、さながら「リンゴ・デッド・オア・アライブ」といった、なかなか物騒な雰囲気の曲になっています。 すごくかっこいいので、もしよかったらYouTubeなどで是非聞いてみてくださいね。 それではまた。
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  • 2021年12月29日

    「二、三日前から烏が急にふえ出した日の真夜中のことである」

    というのが、以前読んだ『貸本まんが復刻版 墓場鬼太郎』(水木しげる)の出だしの一文なのですが、この何となく「しっくりこない」文章を何とか添削しようと思って、最近ずっと考えています。 「二、三日前から急にカラスが増え始め、不審に思っていたそんなある日の真夜中のこと」などと文章を分ければ、まあ、何とかいけないことはないのですが、それだと原文のスピード感が失われてしまうし、何より説明臭くて、ちょっと興がそがれてしまいますよね。 何とかうまい文章に変身させられないか、ああでもない、こうでもないと、ずっとひとりで考えているのですが、なかなかいい案が浮かびません。 もしよかったら、みなさんもちょっと考えてみてください。 それでは。
  • 2021年12月21日

    Stephen King『Billy Summers』を読み終えました。

    本当に熟練の作家らしい素晴らしい出来栄えで、期待通りすごく面白かったです。 序盤のゆったりとしたストーリー展開と、その後に続く一見冗長とも受け取れる停滞感は、若干好みが分かれるかも知れませんが、読み進めてゆけば、それもこの物語にとって必要なことだったんだなと思わされるしっかりとした説得力があり、読了後の清々しさ、やるせなさ、重厚感をより一層引き立ててくれると感じました。 私個人の趣味としては、最終的に物語の伏線が回収されたり、最後にすっきりと辻褄が合う小説よりも、もっと丸投げ感がある物語が好きなので、中盤以降の展開はちょっと「もったいない」(本当に失礼ですね)と感じてしまいましたが、着地点がしっかりしている小説の方を好む方には、非常に満足感のある作品になっていると思います。 私の感触としては、何となくこの小説は映画化される気がするので、気になった方はぜひ読んでみてください。 それでは。
  • 2021年12月8日

    「どっちが頭が良いのか、殴り合いで決めたことがある」

    とおっしゃる方と、最近お話をする機会がありました。 お相手はごく親しいご友人なのだそうですが、ちょっとした言い争いがエスカレートしてしまい、最終的にはその方がお相手に馬乗りになって、両手で胸ぐらをつかみながら、「オレの方が頭が良いんじゃ~ッ!」と叫んで、自らの勝ちを宣言したのだとか。 失礼ながら、「それ、めちゃくちゃ頭悪そうですね」と感想を言ったら、その方はまんざらでもなさそうに、にこやかに笑っておられました。
  • 2021年10月1日

    Stephen King『Billy Summers』

    を読みはじめました。 これはスティーヴン・キングの最新作で、つい二か月前に出版されたばかりの本です。 「殺し屋ビリー・サマーズは、引退前の最後の仕事として、司法取引を行おうとしている、とある証人の殺害を依頼される。 その男が所定の場所に現れるまでは、用意された場所でじっと待機していなければならないのだが、なにぶん小さな町のこと、怪しまれないよう、本来の目的を隠すため、作品執筆のために町を訪れた作家であると、自らの身分を偽ることになる……」というストーリー。 昨今の若い世代の作家とは違い、たっぷりとした「間」を使って、丁寧な筆致で描かれるストーリーは、さすがは熟練の巨匠といった感じで、読んでいて「そうそう、これ、これ!」と何度も頷いてしまいました。 まだ読み始めたばかりなので、物語がどっちへどう転ぶのかは分かりませんが、スティーヴン・キングのことですから、絶対に期待を裏切らない結末になると思います。 本国でも出版されたばかりの本で、まだ日本語版は出ていませんが、Amazonのkindle版でハードカヴァーよりも安価で簡単に購入できるので、興味のある方はぜひ読んでみてください。 とても読みやすい英語で書かれているので、大学受験程度の英語力があれば、初心者でも何の問題もなく、すらすらと読めると思います。 自身のTwitterでもトランプ前大統領嫌いでかなり有名だったキングさんですが、そのトランプさんの名前が今作にもちょっとだけ出てきて、この人、どれだけ嫌いなんだと、何だか笑ってしまいました。 それでは。
  • 2021年9月21日

    『夜に猫が身をひそめるところ』と『世界でいちばん幸せな屋上』

    私は小さな頃、推理小説、いわゆるミステリーが大好きでした。 謎が謎を呼ぶハラハラ、ドキドキの展開が本当に好きで、いつもワクワクしながら本を読み進めたものです。 でも、必ず最後に訪れる「謎解き」だけは、どうしても苦手でした。 何で名探偵たちは、あんなに面白い謎を、そのまま放っておいてくれないのだろう? 何で自慢気な得意顔で、「君たちには難しいだろう、解いてあげるからありがたいと思いたまえ」と言わんばかりに、謎を解明してしまうのだろう? と、いつも思っていました。 私としては、謎は謎のまま、そのままそこにずっと置いておいて欲しかった。 その方が、ああでもない、こうでもないと考えながら、ずっと長く楽しめる。映画『バートン・フィンク』の、あの小包みの中身みたいに。 というわけで、今回紹介したいのは、そんな私が好きなミステリー2作品、『夜に猫が身をひそめるところ』と『世界でいちばん幸せな屋上』です。 これはミルリトン探偵局シリーズとして発売されていた本で、クラフト・エヴィング商會さんの作品となっています。著者は「吉田音」さん。 中学生の吉田音さんが、不思議な猫に導かれながら、様々な「謎」を解いてゆく、短編オムニバスのような形式の小説で、一編がちょうどいい長さになっているので、どなたでもすごく読みやすい本になっています。 ミステリーのようでミステリーでない、謎を解くようで謎を解かない、というような、ちょっと不思議な作品になっていますので、猫好きの方、変わり種ミステリーが好きな方に、特におすすめしたいです。 こちらの本は二冊とも残念ながら絶版になっているみたいなので、興味のある方は図書館などで探してみてください。 変わり種ミステリーとしては、ドストエフスキイの『カラマーゾフの兄弟』が有名ですが、こちらは言わずもがなの古典の名作なので、まだの方はぜひ。 それでは。
  • 2021年9月11日

    『ピクセルリマスター版ファイナルファンタジー4』

    をプレイしています。 これはSFC版の『FF4』を準拠に今回新たにリメイクされた作品で、新しく描きおろされた2Dドットのグラフィックと、リマスター音源(アレンジ版)によって生まれ変わった、FFシリーズの新しいスタンダードといってもいいゲームとなっています。 「暗黒騎士としての葛藤」「幼馴染みの竜騎士との兄弟のような友情」「召喚士の村の最後の生き残りの少女」などなど、物語(ファンタジー)を書く上でのお約束事や、お手本がいっぱいつまった作品になっていますので、未プレイの方はもちろん、以前プレイされた方も、復習のためにぜひまた遊んでみてください。
  • 2021年8月29日

    「ホットドッグを1個食べると寿命が36分縮む」

    という記事がCNNに出ていました。 これは米ミシガン大学の研究者グループが発表した研究論文によるもので、100グラムの加工肉を摂取すると、健康寿命が45分縮むのだそうです。 逆に100グラムの果物を食べると、健康寿命が10分延びるのだとか。 寿命が延びる食べ物としては、他にはナッツ、豆、海産物、非でんぷん性の野菜などが紹介されていましたが、これらだけを食べ続ければ、「理論上は」不老不死が達成できるということになりますよね。 まあ、現実的に考えて、不死は無理かもしれませんが、ある程度の長寿くらいならいけそうな気がします。 あんまり厳格な食事制限は身体に毒ですが、心がけるくらいなら、ちょっとだけ試してみてもいいかも知れませんね。 それではまた!
  • 2021年8月28日

    A Song of Ice and Fire 2022 Calendar

    が、昨日ようやく届きました。 これはHBOの人気テレビシリーズ『ゲーム・オヴ・スローンズ』の原作『氷と炎の歌シリーズ』をモチーフとしたカレンダーで、2011年からイラストレーターを変えながら、毎年発売されているものです。 表紙にもなっているデナーリスをはじめ、今年も素敵な絵柄が満載で、かなり満足度の高い作品に仕上がっていますので、来年のカレンダーを探している方には、すごくおすすめです。 クラスターやリトルフィンガー、メリサンドルなど、メイン以外のキャラクターにも焦点が当てられているのが素晴らしいですね。 もちろん、メインキャラクターもしっかり入っていて、ジョンのあのシーンやサンサ、〈猫〉などもしっかりと描かれていますので、ご安心ください。 アメリカで出版されている、いわゆる「洋書」ですが、Amazonなどで簡単に買うことができるので、シリーズファンの方はぜひチェックしてみてくださいね。 それでは!
  • 2021年8月2日

    C.J.Tudor『The Burning Girls』

    を昨日読み終えました。 前半部分がすごく面白かった分、後半の結末の辺りから若干失速してしまった感が否めなくて、そこだけがちょっと残念でした。 とはいえ、小説自体は間違いなく面白いので、気になった方はぜひ読んでみてください。 英国の女性版スティーヴン・キングと評されるC.J.Tudorですが、本家スティーヴン・キングも負けじと(かどうかは分かりませんが)新作『Billy Summers』を8月3日(明日!)に発売するそうです。 発売記念イベントとして、YouTubeで新作の一部をスティーヴン・キング本人が朗読する動画があがっていますので、ファンの方はチェックしてみてください。 好きな作家の新作が発売されるというと、ついついテンションが上がってしまって、何も考えずにほいほい買ってしまうのですが、まだ読んでない本が結構たくさんあるんですよね……。(知らんがな) それでは、また!
  • 2021年7月28日

    「Riding shotgun」という表現が

    今読んでいるC・J・チューダーの『The Burning Girls』に出てきました。 パッと見ると「ショットガンに乗るって……?」と思ってしまいますが、これは実は「助手席に乗る」という意味で、英語圏ではかなり一般的に使われる表現なのだそうです。 西部開拓時代のアメリカで、ショットガンを携えた馬車の護衛が、御者の隣、つまり助手席に座ったことから、こう呼ばれるようになったとか。 現代では子供たちの間で車の助手席の取り合いになった時に(子供ってなぜか助手席に乗りたがりますよね)、最初に「ショットガン!」とコールした人が座れるというルールもあるみたいです。 『The Burning Girls』は悪魔祓いを題材にした小説なので、キリスト教や聖書に関する記述、表現も多く、「Riding shotgun」と同じように、日本人にとってはちょっと理解しづらい部分もあるのですが、今作も期待通りのすごく面白い小説になっていますので、興味のある方はぜひ読んでみてください。 日本語版はまだ出ていないと思いますので、Amazonのkindle版がおすすめですよ。 それでは。
  • 2021年7月10日

    C・J・チューダーの『The Other People』

    を昨日読み終えました。 後半部分にやや冗長なところもありましたが、スティーブン・キングの『ニードフル・シングズ』を思い出す部分もあって、今作も期待通り、すごく面白かったです。 ざっと調べた感じでは、この本はまだ日本語版が出版されていないようなので、興味のある方はぜひ原書で読んでみてください。 平易ですごく読みやすい英語で書かれているので、大学入試レベルの英語力があれば、何の問題もなく読めると思います。 原書はアマゾンのkindle版などで日本語版よりも安価で簡単に購入できるので、すごくおすすめですよ。 ところで、最近の原書では販促のためなのか、本編の後に同じ作家の次回作の冒頭部分が収録されていることがよくあります。 今回も『バーニング・ガールズ』の予告編がついていて、ちょっとだけ得した気分になったのですが、これがまだ本国でも出版されていない作品の予告編だったりすると、続きが気になって困ってしまいますよね。 『氷と炎の歌』シリーズ(『ゲーム・オヴ・スローンズ』の原作)の原書でも、次回作『ウインズ・オヴ・ウインター』のとある部分が予告版として収録されていて、シリーズの大ファンとしては、もう続きが気になって仕方がないです。 でも、作者のジョージ・R・R・マーティンさんがTwitterでなにかを更新するたびに、「そんなことを呟いていないで、さっさと次回作を出してください」的なコメントがついているのを見ると、なんだか気の毒になってしまいます。 それではまた!
  • 2021年7月3日

    お隣に住むご夫婦が大きな声で口喧嘩を始めたので、

    大丈夫かなと思いながら、聞くとはなしに聞いていたら、 奥さん「いちいち言うことがうるさいんだよ、このハゲ!」 旦那さん「ハゲてないわ! ちょっとしか!」 思わず笑ってしまいました。
  • 2021年6月6日

    C・J・チューダーの『アニーはどこにいった』

    を昨日読み終えました。 前作同様、これもすごく面白かったです。 スティーブン・キングのファンなら絶対に気に入ると思いますので、気になった方はぜひ読んでみてください。
  • 2021年6月4日

    C・J・チューダーの『白墨人形 』

    (原題「The Chalk Man」)を昨日読み終えました。 私は不勉強で、この作家のことをつい最近まで知らなかったのですが、女性作家としては個人的にはサラ・ウォーターズ以来の大ヒットです。 四十代でデビューした彼女の処女作ということで、その点でも素敵ですよね。 スティーブン・キングの「あの感じ」が好きな人にはすごくおすすめな作品ですので、興味のある方はぜひ読んでみてください。 サラ・ウォーターズの『半身』も、まだの方がいたら、ぜひ。
  • 2021年5月30日

    「自らの生き方は、自らが支配しなさい。でないと、誰かに支配されることになりますよ」

    というセリフが、新作ゲーム『バイオミュータント』に出てきました。 原文では「control」という単語が使われていたのですが、実は中高生だった当時、私は学校の先生や両親に、文字通り「コントロール」されていて、その後その呪縛から抜け出すのに、結構長い間、苦労することになりました。 「まだ学生なんだから」とか「未成年なんだから」とか、いろいろな理由をつけて、他人の生き方、人生を支配しようとしてくる人間は、たくさんいます。 でも、そんな言葉に耳を貸したらダメです。 言いなりのまま、悪い結果になったとしても、最後は「自己責任」という言葉で逃げられてしまうのが落ちです。 そして、悲しいことに、それは真実なのです。 言いなりになって、たとえ、いい結果に終わったとしても、その生き方に自分で納得がいかなければ、その後一生後悔し続けることになります。 いい結果になろうと、悪い結果になろうと、自分で選んだ道ならば、その結果に納得して、決して後悔はしないはずです。 だから大事な選択は、絶対に「自分で」するべきです。 十代の方には、まだ少し難しいかも知れませんが、ここがふんばりどころだと思って、ちょっとがんばってみてください。 応援しています。
  • 2021年3月24日

    人はみんな「やらない理由」を見つける天才です。

    だから「やりたい理由」「やるべき理由」がひとつでもあるのなら、それにチャレンジしてみるべきです。 うまくいかなくたって、失敗したって、いいじゃないですか。 やってみて初めて気づくことだって、たくさんあるはずです。 失敗がなければ、成長も、成功も、ないと思います。 一緒にがんばりましょう。 いつも鬱陶しくて、すみません。
  • 2021年3月18日

    多様性こそが力になる

    他人と違うということは、他人には見えないものが見えるということ。 人と違うことで、違和感や、疎外感や、生きにくさを感じることもあるかも知れません。 でも、そこにこそ、進歩や、発展や、ブレイクスルーのヒントがあるはずです。 多様性を認めない国家、組織、コミュニティは、ことごとく滅んできました。 それは歴史を見れば明らかなことです。 だから自信を持ってください。 あなたの、その個性こそが、その多様性こそが、世界を変える力になります。 きっと変えられるはずです。 あなたなら。私たちなら。絶対に。 鬱陶しかったら、すみません。
  • 2021年2月15日

    生きている意味が分からなくなったら

    すぐに外に出て、どこでもいいので、とりあえず一時間くらい走ってみてください。 ゆっくりでいいです。 歩くのとほとんど変わらないくらい、すごくゆっくりでいいです。 とにかく長く、ゆっくり、休まずに、一時間くらい走ってください。 帰ってきたら、お水を飲んで、シャワーを浴びて、上がったらまた水分を補給して、そして、ソファにゆったりと腰を下ろしてください。 どうですか? ぼーっとしてきましたか? 眠くなってきませんか? もしかしたら、お腹が空いてきたかも知れない。  私には難しいことは分かりませんが、もしそうなったのなら、多分それが生きている意味(のひとつ)だと思います。 もしあなたが求めている答えと違っていたのなら、すみません。 でも、じっとうずくまって、ひとりで考えているよりも、物理的に身体を動かすことは、時にすごく役に立ちます。ヒントになります。 肉体的に考えるということ。身体の発するメッセージに耳を澄ますということ。 もしよかったら、生きる道に迷ったとき、ちょっとだけでも、試してみてください。 差し出がましかったら、すみません。