衛士統さま
『白紙の続き』へのレビュー、ありがとうございます。
「手のぬくもりと死者の言葉が交錯する」——作品の核心をこんなにも美しい言葉でまとめていただき、感激しております。
「失われた声を探す道のり」を、切なさだけでなく希望として受け取ってくださったこと、本当に嬉しく思います。喪失のあとに残る者たちが、それでも手を伸ばし続ける姿を書きたかったので、まさにそこを読み取っていただけました。
「冬の夜にふさわしい」とのお言葉も、この季節に届けられてよかったと思える一言でした。
言葉にできない想いを抱えた誰かに届いてほしい——そう願いながら書いた物語です。
丁寧に読んでくださり、ありがとうございました。
