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ご都合主義の呪縛の末。10月8日の五月雨ジョニー。

8日目になりまして。

最近はなんだかんだと多忙でございますが。

本編も出さずに近況ノートを日記やエッセイの様に使うという酷いやり方にも関わらず、毎度ハートを頂けるもんで、それがもう気持ちよくて気持ちよくて。

このままただの絵日記おじさんになってしまいそうで、それだけを恐れて毎夜震えております。

しかしながら、この多忙さはどうにも厄介な物であり、なんとも無しにうっすら表面に膜の張った疲弊が見られましてですね、なかなか思う様に物事が進まないなあ、などと思いふけっております。

そんな要らぬ報告をするのも、なんだか無粋ではありますので、端的に本題に入りますと。

本日は私の作品には欠かせないキーワードであります、『ご都合主義』について少々お話しさせて頂ければと思っております。

まあ、創作に興味がある方なら大体スッと意味のわかる物だと思いますが、端的に創作で使われるそれの意味は、突拍子もない都合の良い展開や人物の登場などを表すものでございます。

そして、私は世に蔓延るそれを再構築したいと思い、物語を書き始めました。

それがカクヨムで小説を書き始めた発端であります。

ここで言う再構築というのはなんぞや? と思われると思いますので、軽く説明しますと。

突拍子もない都合の良い展開の裏に、ちゃんとした理由や意味を設けて、納得感を出すというものでした。

つまりは、棚からぼたもちであるなら。
実は棚の上のぼたもちはこういう理由でおいてあったんです。という部分を描こうと思った訳ですね。

それの一発目として書いていたのが『黒く塗れ。』という作品でして。

内容はご都合主義の王道パターンである、可愛らしいヒロインと主人公がぶつかって出会い、そのヒロインにひっつかれるという物なんですが。

それがもし、偶然の出会いでは無く、ヒロインの故意だったらという着眼点で書き始めました。

所謂、故意に恋するというダジャレですね。(?)

これは演劇部の話で、ハードボイルドに憧れる高校生、文字屋 太郎と、アニメヒロインに憧れる女子高生、塗絵 塗子との恋愛模様を描いたラブコメ作品であり。
主軸テーマは『運命論』の再構築でした。

その先には、パンクロックという反体制的な音楽が好きな高校生、不吉 直太郎がオカルト部に入り、陰謀論に触れるという『陰謀論』再構築編。
『穴を掘れ。』

また、二次元研究会というオタク部に所属する気の強い高校生、流行 純太郎がクラスの一軍ギャルと関係を築く『オタクに優しいギャル』をテーマにした、『恋愛論』再構築編。
『罪を知れ。』

と、計3つのプロットを立ち上げた後に、タイトルに共通する語尾の『れ。』をとって、『れ。シリーズ』と私は呼んでいました。

そして、『黒く塗れ。』を半分程度書き溜めた後に書き始めたのがカクヨム処女作であり、現在公開中であります、シリーズのベースタイトル『心を折れ。』『創作論』再構築編となります。

とまあ。

ここまで紹介しましたが、このシリーズは残念ながら『心を折れ。』以降公開しておりません。

それは、私的に色々思うところあって取りやめたのですが、その決断に後悔がないかと言われると、めちゃくちゃあります。

ただ、どうしてもwebに載せるのにあまり向かなかったといいますか、私の中でなんともまあ複雑な心情が絡み合った結果、公開を辞めてしまいました。

それからというもの、私からラノベ文法的な、明るいラブコメ作品から思考が遠ざかり、もともと私の中に根付いていた、文学的な耽美派の文体が滲む様に顔を出した訳でございます。

その鬱屈とした精神が形となったのが、一応現在執筆中であります、『ラブコメディ失調症』です。

いやもーう、完全に失調してますねー。

という事で、私はどうやらご都合主義を再構築しようとした結果。

逆にご都合主義に呪いをかけられた様に振り回されていると言う事です。悲しい話です。

なので、今日の絵は『心を折れ。』のヒロイン。
『日々野アイ』でございます。

ラスト付近の特に気に入っているシーンですね。

アイとはもう一連托生と言いますか、私の墓場まで着いて来てもらおうかなと思う様な間柄でして。

きっとそんなのをアイは嫌がるでしょうが、私の傍にはいつもアイが居ると思いながら、私は日々頭を悩ませるのです。

それではまた明日。

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