みなさんこんにちは。こうしてちゃんと挨拶するのはご無沙汰山ですね。藤堂こゆです。
私の夏休みが始まって二週間が経ちました。ほとんどの時間を家で過ごしているせいか、体感はもう一ヶ月も経ったようで、カレンダーを見て「まだ二週間?!」と驚いています。なんとも幸せなことです。
家で何をしているかといえば、執筆や読書、ピアノの練習など。
大人になればこんな時間はもうなかなか味わえないでしょうから、今のうちに存分に楽しんでおこうと思います。
さて、今日は雑談をします。テーマはタイトルの通り、「青い鳥文庫か、角川つばさ文庫か。」
角川の運営するサイトで話すことではないかもしれませんが、ここでどうしても考えてみたい議題だなあと思いまして。
ご存知ない方もいらっしゃるかもしれないので念のためご説明しておきますと、どちらも児童向けの文庫で、青い鳥文庫は講談社、角川つばさ文庫は角川が出しています。
本屋の棚を見るとわかりますが、この二つは児童向け文庫の中でも最大勢力を競うものだと言ってもいいでしょう。
このカクヨムでも角川つばさ文庫の小説賞をやっているので、みなさん見かけたことがあるかもしれませんね。
それで、もちろん私も主に小学生のときに児童向け文庫にはお世話になったわけです。
でそのお世話になった度合いで言うと、実は圧倒的に青い鳥文庫なのです。
はやみねかおる先生の作品、石崎洋司先生の『黒魔女さんが通る!!』、池田美代子先生の『摩訶不思議ネコ・ムスビ』などなど。
思い返せば初めて買ってもらった本も青い鳥文庫で、令丈ヒロ子先生の『メニメニハート』という小説でした。
一方、角川つばさ文庫にお世話にならなかったかというと、そうでもない。
ただ、私にとってつばさ文庫は、ドリトル先生シリーズといった昔の作品や、日本の歴史上の人物を主人公にした歴史もの、それから大人向けの小説を子ども向けにアレンジしたもの、というようなイメージで、要するに現代のオリジナル作品ではお世話になっていないわけですね。
もちろん、たまたま私がそうだっただけで、全体を見渡せば素晴らしい作品がたくさんあるのでしょう。
しかしせっかくなら、自分の作品を送り出すならば、大好きな作品がいっぱいあってたくさんお世話になった所に入っていきたい。
角川つばさ文庫の緑色よりも青い鳥文庫の青色になじみがある身として、カクヨムを通してつばさ文庫の小説賞に応募することを尻込みしているのです。
どうしましょうねえ。
それに、そもそも文庫をどれにするかとかより前に、現在の児童向け文庫で求められている作品像と自分の書きたい作品とがずれているかもしれないなんて心配も抱いているのですよ。
ホームページの新刊を見ていますと、魅力的ではありますが私の書きたいものではない。
私は『妖界ナビ・ルナ』や『シェーラひめのぼうけん』、『はてしない物語』のような作品が書きたい!
……それらは時代遅れでしょうか?
それともとびきり面白い作品であれば時代なんか関係ないのでしょうか。
いやそれ以前に、とびきり面白い作品を書くだけの力があるかどうかですよね。
精進します。
だらだらとした話を聞いてくださりありがとうございました。
では!
↓家にある児童向け文庫をかき集めてみました。あれ? 角川つばさ文庫多いなあ笑。まあでも、読む本のほとんどは図書館で借りていたので、持っている冊数はあまりあてになりません。
