拙作「弱虫たちの保健室」が完結した。
この物語は、私が大学生の時分から温めていた
「県立春雨高校」シリーズの一篇であった。
春雨高校という普通の学校を舞台に、様々なキャラクターが
日常を送る物語だ。
拙作「県立春雨高校吹奏楽部」や「駄犬の恋」がこれにあたる。
「弱虫たちの保健室」は、春雨高校シリーズの中でも日陰者達の
話であり、あまりメインにそえるつもりはなかった。
それが思わぬ反応をいただき、感謝の念に堪えない。
当初、保健室には病弱な文学少女「緑川」がおり、
それに片思いをぶつけるもことごとくあしらわれる純朴な少年「青島」を、
保健教諭「赤城」が優しく見守る。というのがこの話の青写真だった。
しかしそれではあまりにもストーリーが作りづらいので、
いっそ赤城を破天荒な性格に作り変えてみた。
他にも、「春雨高校科学部」「春雨高校探偵部」「春雨高校生徒会執行部」等がストックされているので、いずれお蔵出しの日が来るかもしれない。