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https://kakuyomu.jp/works/16818023213611987455↓第105話
https://kakuyomu.jp/works/16818023213611987455/episodes/16818792438814981554イースメリの癌を排除したあたしたち…否、最後はノアの手腕で始末を付けたようなモノだけど(苦笑)…数日間、刺客の追撃が無いかと様子を見ていたけど、大事を見てたら10日程経過…多分だけど、相手は全滅したんじゃないかな?…という訳で、あたしたちはイーストマリの町を出る事にした。そう…色々な土地を観光する旅に出るという目的の為に!(緊張感無いって?…今まで緊張しっぱなしで神経疲れてるんだから、たまには緩めてもい〜んじゃないかな…って思うんだけど)※観光という目的で旅をする人はこの世界ではほぼ居ません(苦笑)
「うーん…取り敢えず、料理道具とか野営道具はこんなもんかな?」「…これ、高くなかったですか?」部屋の中に広げた様々な道具たちを見て、ミコが聞いてくる…「ま、まぁ高かったけど、ワンセットづつしか買わなかったから。どうせコピーで増やせるし!」必殺(殺してどうするって話は置いといて)の「物質複写スキル」が生え、それぞれ1つづつ購入して人数分必要そうな物は増殖したという訳…密かに自分のチートっぷりに悶てるのは内緒の方向で…「ナナ」「うん?」「…貨幣も増やしただろ?」「え?…な、何の話かわっからないなぁ〜!」ミコは「そういえば」と、金貨と銀貨を貸してっていわれて昨夜貸したんだけど財布代わりの革袋…昨夜はかなり平たかった筈なのに今朝は中身がパンパンに膨らんでいた事を思い出す「あぁ…やっちゃいましたね?」「ギクゥッ!」「まぁまぁいいではないか…これなら金に困る事も無いのだから…であろう?」ノアが邪悪な表情であたしを面白そうに見ている…内心と背中が汗ダラダラな状況でミコとミルに囲まれている!…結局、お上に突き出すと斬首刑になるらしいので、今後はしないと約束をして赦されたよぉ〜…orz 「天使の約束はかなりの拘束力を持つから安心ですね!」…とミコが言ってた後でこっそりコピーしようとして断末魔を上げてピクピクと…ナニコレ!?…悪さ出来ない戒めぇ〜!?(死ぬ程キツヒよほぉ〜)
「あの道の先は…何処に繋がってるんだっけ?」あたしの問いに…というか、なんとはなしに口を突いて出た言葉にミルが答える「後数日進むと交差点ともいえる町が在る。セントラルマリ…その町の名前だ」町と称しているけどちょっとした都市に近い規模なんだそうど。マリ国を治める国王が住む城が傍に建っているという…セントラルマリは城下町であり、四方に繋がるそれぞれの町は防壁となるそうな…尤も、町と町の距離は結構あるんだけどね。途中にも村規模の休憩場や宿泊場も存在するくらいには…「取り敢えず、今夜はこの町で宿泊だねっ!」無事に入町でき、そして宿が見つかるのか…全ては神も知らない。
※女神さま、全然見守ってくれてないし?(放置主義かと思える程には放置プレイしてくれちゃってます)