まずは、レビューやコメント、いいねなどをくださった皆さまに、改めてお礼を申し上げます。
ちょっとした遊び心で始めた小説も、いつの間にかPVが500に迫り、♡も215になりました。これがどれくらいの成果なのかは分かりませんが(笑)、とても嬉しいです。
さて、小説を書き始めて改めて感じたのは、日本語の奥深さです。
これまでなんとなく使ってきた言葉も、きちんと説明しようとすると意外に難しいものです。言葉ひとつひとつには背景知識があり、それを知らなければ意味の輪郭がぼやけてしまいます。
現代は多言語が使えることが当たり前になりつつあります。しかし、本当にそれだけで十分なのでしょうか。
いわゆる「ダブルリミテッド」のように、複数言語を話せても、日常会話以上に言語を深く掘り下げられず、思考力の成長に影響する場合もあります。もちろん、高いレベルで複数言語を習得している方も少なからず存在します。
思考は言語を経由する以上、自分が最も使う言葉を、研ぎ澄まされた日本刀のように磨くことは重要です。それは単に執筆や読書のためだけではなく、物事を深く考え、人生をより豊かにする力につながります。
私自身、学生の頃は現代文が苦手でした。勉強法もよく分からず、現代文の成績が振るわなくても生活に支障はないと思っていました。しかし、学校を卒業して社会人を経験することで、ようやく言葉の重要性を理解しました。
数年前からは、現代文の単語帳や受験用の問題集を、漫画本を読む感覚で気軽に手に取るようになりました。
受験用の文章には選りすぐられた良い文章が多く、それを読むだけで多様な文章表現に触れ、さまざまな知識を得ることができます。
遅咲きながらも日本語と向き合うことで、人生がより鮮やかになったのは間違いありません。
以上、今日のぼやきでした。