第三章「歌舞伎町トクリュウ編」の開始まで、あと3日。
本日は、“超聴覚を分解する”小ネタとイメージビジュアルです。
⸻
小ネタ③『超聴覚を分解する』
『ウミホタル』の大きな要素の一つである、超感覚。
今回は颯汰の聴覚を題材に、超感覚の設定を解説します。
本作の超感覚は、科学的に定義されている“感覚の要素”を意識して組み立てています。
• 聴覚閾値:低いほど小さな音まで拾える(=音量の感度)
• 周波数分解能:高いほど音の違いを細かく聞き分けられる
• 時間分解能:高いほど連続的な変化や音の重なりを分けて捉えやすい
• 空間分解能:高いほど発信源の方向や位置を細かく識別できる
この枠組みに従うと、颯汰はこうなります。
• 聴覚閾値:低い
• 周波数分解能:低い(常人並)
• 時間分解能:高い
• 空間分解能:高い
時間・空間分解能が高いので、「ビルの6階から聞こえた」「3人いる」といったことは分かります。
でも周波数分解能は常人並なので、金庫のダイヤル錠を回したときの“細かい音の違い”は得意でないようです。
科学的に完璧な定義ではないのですが、感覚描写のリアリティを少しでも上げるために、こんな工夫をしています。
(どこかの場面で矛盾する描写が無いことを祈るばかりです……)
⸻
明日は“嗅覚は味覚でもある?”をテーマに投稿予定です。
