「見つからなかったものを見つける」芸術的なアルゴリズムによって成功を収め、故郷の親に新築マンションを買い、信託を組んで経済的な不安をなくし、「雲舟は出世したと言われて両親も鼻が高い」だろうと思って戻ってきた故郷の街。
しかしそこで目にしたのは、変わらない街の閉塞感と、自分の雑誌記事を切り抜いて保存する親の姿。
子どもたちは目立つために天秤に乗り続け、両親は鼻が高いどころか相変わらず自分を案じている。
万能感とおごりを打ち砕かれ、「どこも変わんねえな」とつぶやく賀総。
そんな彼が再び、香港に戻ってきました。
まるで何事もなかったかのように。
彼の言う「いい流れ」は星河を救う一手になるのでしょうか。
