本日の昼で学生審査員コンテストの一般投票が締め切りになりました。
以前にも書きましたが、元々学生さんが審査するコンテストだと聞いていましたので、あまり関係無いなって思っていて、参加するかどうかのところで悩んでいました。
その後、参加したものの、審査をするのは学生さんたちだからと、気になったタイトルの作品しか読んでいませんでした。
それが読者票もありますとアナウンスされ、慌てて全てに目を通しました。
作品を読んでどれが一番良いかなんて、そんな作業これまで一度もした事はありません。一体何を評価すれば良いんだろうと非常に悩みました。
だって、全部良い話じゃないですか。書いた方の努力が文章の向こうに見えるようじゃありませんか。
それに順位を付けないといけないだなんてねえ。
7作品、もしくは8作品を選べと言われれば、どこかに基準を設ける必要がある。それをどこにすべきか?
いくつかの作品を読んだところで、ふっと思う事がありました。それは私の基準が他の人と違ったって別に構わないじゃないかという事。
私は普段、話を書く時に、他の人があまり書かなさそうという事を結構意識して書いています。
ならば、それを評価しようと思ったんです。
純粋にストーリーや仕掛け、企画というものを評価してみる事にしました。
エントリーNo.39「小学亭 一六」
エントリーNo.55「世界の終り」
そういった基準で真っ先にこの2作品が秀逸だと感じました。
エントリーNo.11 「竹宮物語 〜かぐや姫に出逢った日〜」
エントリーNo.14 「ヴェリタ」
エントリーNo.26 「〔⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎〕」
次に気になったのがこの3作でした。
最終的に39と55で非常に悩み、39に星(2票)を入れました。
39は他に比べ群を抜いて企画力が高く、55は他に比べ群を抜いて仕掛けが面白かったと感じました。
39が寿限無だけだったら、悩むことなく55に入れていたと思うのですが、他にもいくつも書かれていらっしゃったので、39という感じでした。
もちろん異論はあるとは思うのですけど、あくまで私の基準という事でご了承ください。