6月はのんびり長編を執筆しようと思っていたら、結構忙しいことが判明してぷーとなっております。ぷーですね。
とりあえず、最近書いている自分の作品群を「鬱ホラー」みたいな言葉でくくりたいなあと考えている今日この頃です。ホラーっていうと、どうしても怪異みたいなのが出てくるじゃないですか。秋犬さんは怪異も好きですけど、自分で書くのはイマイチ苦手みたいです。
その代わり、「やっちまった」とか「もう取り返しがつかない」みたいなイヤな感情を凝縮して書くのが好きです。その一番強いのが「縛りシバラレ」だったり「心霊スポット」、あとは『魚』(ホラーの奴)や「誰が殺した佐藤春香」、そして今度出す墓の話もそういう系統だったりします。別にオバケが出るわけではないのですが、人間関係の行き違いや自然現象などでどうしようもなく取り返しがつかないことが起こって、それからどうするみたいな話が怖いんですよね。
「犬書き」でも話したのですが、昔読んだ怪談で、雪崩に巻き込まれて亡くなった女の子が霊になって無念を訴えているという話がありました。この話を読んで霊が語りかけてくることよりどうしようもない雪崩という現象が怖くて怖くて仕方なかったのを覚えています。そういう「怖さ」ってあるじゃないですか。そういう奴です。
【犬書きの該当の話】
https://kakuyomu.jp/works/16817330659533803976/episodes/16818093072794787875
怪現象が怖いのではなく、その背景の奥行に引き込まれるような怖さを書いていきたいとは思っています。だから「縛シバ」の死者蘇生方法はギミックであって、本題は「その背景の狂気」なんですよね。
【縛りシバラレ】
https://kakuyomu.jp/works/16818093089227480301
だからギミックが一切出てこない「心霊スポット」はただただ狂気の空間なわけです。そういう作品を書いていきたいですね。
【「心霊スポット」】
https://kakuyomu.jp/works/16818622171964874297
それから、久しぶりに過去作品を限定近況ノートに投げました。
かなり大味なSFなので楽しんでもらえたらと思います。
【海中レストラン】
https://kakuyomu.jp/users/Anoni/news/16818622176062505708