まずは皆さんお読みくださりありがとうございました(´▽`)読み込んでくださった感想と評価ありがとうございました⸜(*ˊᗜˋ*)⸝そこで感想の返信に対して「どこまで書けばいいかな……」と悩んだのですが、ええい全部書いてしまえと書いてしまうことにしました。
【♑️第4回真白賞】
https://kakuyomu.jp/works/2912051595532155576/episodes/2912051595811806652 作品の本文は以下からお願いします。
【モビール】
https://kakuyomu.jp/works/2912051595587598164〇モビールと串、そしてアクシスについて
モビールとは軽い素材を糸や細い棒で繋げて吊り下げた室内装飾具です。吊り下げるものと棒や糸の長さでバランスをとって、揺れる様などを楽しむ目的のものが多く知育玩具としても用いられています。つまり、モビールに必要なのはバランス感覚です。
本作は三兄弟の「軸」のバランスをテーマにしています。主役を次男にして、弟の面倒を見る兄と兄を気遣う弟の両方に挟まれた居たたまれなさをモビールのバランスに反射している形になります。また「串に刺さって三兄弟」というフレーズはそのまま『だんご三兄弟』がモチーフになっています。歌の中で「弟想いの長男、兄さん思いの三男、自分が一番次男」というフレーズがありますが、これは逆で次男は兄さんも弟も思っている一番愛が深い存在ではないか、という個人的雑感が本作の根幹です。
〇作中の時期
明記しませんでしたが、おそらく二月下旬に学年末試験が行われて試験結果の返却は三月上旬だと思われます。三月上旬に合否がわかる大学といえば、国公立大学です。お母さんが泣いて喜んでいるあたりで、兄貴は国公立大学に合格したのだろうと思って頂けると嬉しいです。私立の二次とかもあるだろうけど、私立大学で第一志望だったらもう少し早い時期にわかるよな、と思われるので……。そういうわけで、作中の日付は三月五日から十日あたりだと思われます。でも東大の発表の十日だと学年末試験の結果は出ていそうなので、六日あたりじゃないかなーと思います。
〇その他
実はこの作品の個人的ポイントは「三兄弟の呼び名」だと思ってます。一平、浩平、準平で「いっくん」「こうちゃん」「じゅんちゃん」です。大事なのは「いっちゃん」ではないってところです。「ちゃん」がつくことで二人は絶対的な「弟」の立場から逃れられませんし、「いっくん」は家の中に「ちゃん」で呼んでくれる人が存在しません。この非対称が兄弟ものを書くときの醍醐味なんですよ、とちょっと気持ち悪いことを言っておきます。これが男女混ざっていたり姉妹だったりした場合はまた少し変わってくるのですが……。
それとこれは本当に余談ですが、「じゅんちゃんお肉焼くの上手になったわねえ」という母の台詞は「この前まで庇護対象であった三男が成長した」と言うことと「そうは言ってもこの前まで肉を焼いてもらっているだけの幼い存在だった」ということが裏表になっていて、浩平に兄の自覚を持たせるのにもいい描写かなーと思っています。
〇そして多分
自分としては割と平常運転で書いたので「いつもと読み味が違う」というお声にちょっと驚いています。別に何かがあるってわけじゃないんだけど、平凡なところに主人公がストンと落ち着いて解決するタイプのお話が好きなんですよ。つまり、作中に瑕疵のある人物がいないタイプの作品ですね。誰かが失敗したのをカバーするとか、最初からないものを補填するとかそういうのでもなく、普通の人が普通に落ち込んで普通に回復する物語です。
でも確かに「モビール」はこじ付けでやりたかったのはだんご三兄弟と焼肉なので、「軸」というのが見えにくかったのは反省点かもしれないです。「軸」は出来たけど「アクシス」をどうするか……で急遽挿入したのが「モビール」という小物でした。困ったら小物に託す! 姑息な手段! 良い子は乱発しないこと!
〇最後に
こんなところです。ここまで読んでくださってありがとうございました⸜(*ˊᗜˋ*)⸝