十二月になりましたね。本日からカクヨムコン11も始まり、オープン当初から活動していた私としては、もうそんなに経つのか~とビックリです。
節目ということもありますし、今後は活動の軸足を公募の方へ戻します。少なくとも二、三年、長くて五年は【新作長編をカクヨム上で公開することはありません】。
【出すとしたら、落選した作品、または短編】(自主企画に参加するなど含む)のみとなります。必要に迫られない限り、作品はこれまで通り公開しておきます。
もし、横溝さんがまたカクヨム経由で応募出来る、となったら嬉々として出しにきますが。
カクヨムにいて十年、ついぞ書籍化のお声がけや賞を授かることはありませんでした。第45横溝正史ミステリ&ホラーで一次選考に残ったように、小説の技量そのものには一定のものがあると自負しております。
けれどカクヨムさんはライトノベルのサイトで、私の作品はラノベとして見た時、評価を下げざるを得ないようでして。つまりいらない枠なんですね。
今まで入っていたロイヤリティプログラムも解約しました。これまでサポートしてくださった皆さま、ありがとうございます。おかげさまで一回アマギフに換金できました。全作広告つけたら、多少はお金が入ったかもしれないんですが……広告は嫌だ~~~~! と思っていたので……もっと早く解除しておけば良かったな。
ともあれ、「ホラー分からん……分からん……」とうめきながら書いていた私が、『玉梓家』あたりからやっとホラーを掴めましたし、修行の場としてカクヨムには大変お世話になりました。でも、私が本当に書きたいのは、ライトノベルではなかったんだな……と認識を改めました。
「お前ラノベ書いているつもりだったのか?」と言われたら「いえ、常に自分が〝最高〟と思うものを書いていました(それでもラノベの範囲だとは思っていた)」と答えるんですが……。でも、それは言い訳です。
私は一般文芸に行くべきで、でもその勇気がなかったのです。
この十年で私はライトノベルの人間ではない、とハッキリしたので、改めて戦場を変えて再出発いたします。
カクヨムの作品を読んだり、レビューを書いたりは相変わらずなので、ここから居なくなるという訳ではありませんが。
一応、下に最後のカクヨム作品を貼っておきます。
学園ジュブナイルホラー『ぼくらは鉄槌しか持たなかった』(
https://kakuyomu.jp/works/16818622176007168366 )