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『玉梓家には憑いている』後書き&参考文献一覧

本編
https://kakuyomu.jp/works/16818093088947358341

「カクヨムコン10が始まっている……1月中旬なのに、まだ参加作を出せない……」
 と悩んでいた時、私はヤクザvs怪異的なものを書こうとして色々資料を読んでおりました。資料は面白いんですが、肝心の「これだ!」というストーリーがピンと来ない……。そんな時、ある方からのアドバイスで「私は己の目標を高く見積もりすぎていた」と気づき、力を抜いた途端「後日譚系ホラー」というひらめきを得ました。

 そこからはマッハでぬるぬると沸いてくるアイデアをまとめ、形を作り、過去最高の見切り発車で連載をスタートしました。キャプションもプロローグも連載初日に慌てて書いたのですが、かなりホラーあじが強くて良い出来と自負しています。

 正直、今年のコンテストは「これは10万文字間に合わないんじゃないか?」とず――っと思っておりましたが、フルパワーで書けて良かったです。
 もう二度とこんな見切り発車連載はしねえ!!
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■参考文献
 こんだけ増えたのはだいたい伝九郎のせいです。

『深浦円覚寺古典籍 【11】摩利支天神鞭法』弘前大学学術情報リポジトリ(PDF)著編者未詳
『修験道における調伏の論理』慶應義塾大学学術情報リポジトリ(PDF)宮家準 著 · 1966
 大学の論文が無料で落ちている世界に感謝。摩利支天鞭法の真言「サラティ・サラティ・ソワカ」の漢字表記は、上のPDFに準拠しています。
 ちなみに摩利支天鞭法=摩利支天神鞭法です(表記揺れ的なもの)

『梵字悉曇 慈雲流の意義と実習』(朱鷺書房)静慈圓
『梵字必携 書写と解読 梵字般若心経手本付』(朱鷺書房)児玉義隆
「必携」の方は学生時代のころに入手して、真言の漢字表記は基本的に、こちらに準じています。修験道でよく使われる、不動明王火界咒だけなぜか「必携」に載っていなかったのが無念。後で買った「悉曇」側には載っていました。
 修験道系には必ず成仏できる特殊な真言があるのですが、そっちは見つからなかったから、もっと専門的な本が必要なのかな?
 でももう真言を漢字で表記したくないよ……機種依存持ちが入ったのはこれのせいです。

『修験道の経・講式・和讃・唱言』(春秋社)宮塚準
『[図説]呪具・法具・祭具ガイド』(原書房)宮木泰年、豊島泰國、羽田守快、大宮司朗、大森義成
『修験道の本 神と仏が融合する山界曼荼羅』(学研)
『呪術の本 禁断の呪詛法と闇の力の血脈』(学研)
『【図説】日本呪術全書』(原書房)豊島泰国
 豊島泰国さんと豊島泰國さんって、やっぱ同一人物なんですかね……?

 この他に建築関係の本もあったのですが、建築家である静哉のそういう面を押し出せる場面が少なく、あまり活用できなかったです。でも建築も面白い分野ですね。
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■画像
 こんなのあったなと思い出して撮影。
 ネタ出しに苦心してこの線は諦めたが、何割かは玉梓家で採用しました。

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