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執筆日記 第三回:ブギーマン

お久しぶりです!
もう少しで更新できそうです!
いやはや非常に苦労しました……今後のシーンも苦労の連続になりそうですが完結まで頑張ります。

こちらがひとまず完結したら更新が止まっていた車イスの魔女に取り掛かろうかと思っています。

さて、ブギーマンについて少しお話しましょう。

ブギーマンとは、リアルの海外において「悪い子供を怖がらせる鬼」のような架空の存在で、しばしば子供のしつけの際に「いい子にしないとブギーマンにさらわれちゃうぞ」と脅し文句に使われます。

Laid-back世界においてもその認識は共通しており、主人公のジュンイチがブギーマンと呼ばれるようになったのは「突然現れては悪人を懲らしめる様子」がブギーマンを連想させたからです。

ジュンイチ自身はこの呼び名をあまり気に入っておらず、そもそもヒーロー扱いされることも嫌がっています。
ジュンイチにとってヒーローは高潔な精神を持つトウキョウ市警であり、正当な法の番人こそが大衆の守護者であるべきと考えているからです。

ジュンイチが街の見回りを始めた理由は、トウキョウ市警の腐敗と治安の悪化を憂いてのこと。彼は怪奇現象の調査を兼ねた自警活動で自分なりに市民を守ろうとしました。
いわばブギーマンとしての活動はトウキョウ市警が正常化するまでの繋ぎであり、汚職警官がいなくなれば自分はお払い箱と考えています。

漆黒のライダー姿は悪目立ちせずに素顔を隠しつつ、レザージャケットの防刃性も活かせると考えての格好です。しかし、簡単に真似できることからブギーマンを騙る偽物の犯罪が起こるという弊害が発生し、ジュンイチはしばしば心を痛めています。

一方で、協力者のアルガーン警部から「どこかにブギーマンが潜んでいるかもしれないと悪人に思わせることで犯罪抑止の効果がある」と教わり、今でも漆黒のライダー姿をブギーマンのシンボルとして利用しています。
また、ジュンイチはブギーマンとして活動するときに恐怖を煽る立ち振る舞いを徹底しており、不気味な噂が広まることによる犯罪抑止の狙いがあります。

さて、今回はここまでにしましょうか。また次回お会いしましょう。

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