四季「春」
僕は思うんだ、君と過ごした季節を。
晴れやかな春、汗ばんだ夏の砂浜、心地良い秋の風、寒くても一緒なら暖かい冬。
その季節を君と何回も過ごしてきた。
今の僕?
君はそれを僕に聞くんだね?
僕は思う、「何も感じない」いつからだろうか?
諦めたからか。
今の僕には、色が無いんだ。
「四季」
季節は時を止めず、過ぎ去って行く。
何年とね。
過ぎ去った過去の季節には戻れないんだ。
やり直しは出来ないんだよ。
じゃあどうするんだって?
君は酷いことを聞くな?
今の僕には分からないよ。
今日もいつもの1日が始まる。
また、無駄な「時間」が過ぎるのか。
春なのにため息ばかりだ。
「春」
君は誰かな?まぁ、良いさ、僕の話を聞いてくれてありがとう。
また、その先の「物語」も聞いてくれるかい?