ちょっと眠れないので、頭の中にある小説の構想を少し整理してみる。
オリジナル作品
1.
今ある『雲と陽のあわい』と『千鳥ナツキ』は、予定通りそのまま書き続ける。
2.
本当の意味での処女作、『彼女は天女であり、あなたの縁でもある』については、ほぼ書き直しと言っていいくらい、大幅に改稿するつもり。
今の時点ですでに18万字くらい書いてるんだけど、もともとの構想、つまり今ある本文は「学園」を舞台にするつもりで書いていた。
ただ、自分が考えているメインストーリーと世界観って、実は学園ものとはかなり噛み合わせが悪いんだよね。
最初は学園生活を通してキャラクターや人間関係を作っていこうと思っていたんだけど……まあ、簡単に言えば、本当に描きたい物語の舞台は学校じゃない。
もちろん、自分の力不足でうまく学園を舞台として活かせなかった、というのもある。
目指しているのは、『Summer Pockets』みたいなKey作品。
読んでくれた人が、何かを得たり、何かを感じたり、そして少しでも心に残るような作品を書きたい。
このメインストーリーについては、以前にも話したことがあるけど、個人的にはそれなりに自信がある。
実際、日本の小説をほとんど読まないどころか、日本のアニメすらほとんど見ないリアルの友人に大まかなストーリーを見せたことがあるんだけど、かなり面白い感想をもらえた。
いつかこの作品を、みんなに届けられたらいいなと思ってる。
3.
もう一つ、もしかしたら『ゲーム・オブ・スローンズ』みたいな、叙事詩のようなファンタジー作品。
最初に「こういう作品を書いてみたい」と思わせてくれたのは、FGOのメインストーリー、『妖精円卓領域・アヴァロン・ル・フェ』だった。
だから自分も、ただ魔王を倒すだけとか、主人公がよく分からない最強能力を持っているとか、そういう作品ではなくて。
もっと深くて、何か意味があって、読んだ人に衝撃を与えられるような作品。
そして、もしかしたら現実の社会について何かを描くこともできるような作品を書いてみたい。
この作品は、実は数年前にはもう世界観まで作ってある。
ただ、まだ正式に書き始めるところまでは行けてない。
何より一番追求したいのは、「叙事詩のような壮大さ」。
二次創作
1.
Fateファンとして、ずっと自分なりの聖杯戦争を書いてみたいと思ってる。
実は一度挑戦したことがあって、4万字くらいまでは書いた。
その後は、いろんなアニメから7人のキャラクターを選んで、聖杯戦争のサーヴァントにする、なんてことまで考えてた。
例えばキャスターはフリーレンとかww
2.
これもさっきの『妖精円卓領域・アヴァロン・ル・フェ』がきっかけ。
原作では具体的に描かれていなかった、「救世主トネリコの巡礼の旅、救世の旅」を自分なりに書いてみたい。
つまり、『妖精円卓領域・アヴァロン・ル・フェ』の前日譚。
3.
『Anemoi』の続き(補完)
『Anemoi』はKeyが今年4月末に発売したばかりの新作ゲームなので、ネタバレを避けるため、これからプレイする予定の方や、現在プレイ中の方はご注意ください。かなりネタバレします!
『Summer Pockets』から7年ぶりとなるKeyの新作フルプライス作品で、「Keyの新時代を代表する作品」とも言える作品。ある意味では、新しいことへの挑戦作とも言えるのかなと思う。
Keyファンとして、仮に『Summer Pockets』を100点とするなら、『Anemoi』は75~85点くらい。厳しめに評価するなら、75点くらいかな。
……なんで急にゲームの感想みたいな話になったのかというと、これこそが自分がこの二次創作を書いてみたいと思った理由だから。なので、少しだけ語らせてくださいw
まず「総羽愛乃ルート」。
このルートは、世界観の設定も、キャラクターの核となる部分も、そして全体のストーリーも、『Summer Pockets』の「鴎ルート」とかなり重なっている。
もし自分がただの通りすがりのプレイヤーとか、アンチだったら、「これ、ほぼそのまま持ってきただけじゃない?」とかなりストレートに言ってしまうと思う。
でも、そこはひとまず置いておくとしても、完成度自体が「鴎ルート」にはかなり及ばないと感じた。
Keyに「ここで泣いてください」とはっきり言われているように感じたのは、今回が初めてだった。
というか、なんというか……「ここで泣け!」って無理やり泣かされているような感覚すらあった。
なので、現時点では中国のプレイヤーを見ても、Xで見かける日本のプレイヤーを見ても、「愛乃ルート」が一番評価が低い印象。
(まあ、愛乃は自分が「可愛さ」だけなら一番好きなキャラなんだけど……)
個別ルートの良し悪しなら、基本的にはそのキャラクターの人気に影響するだけかもしれない。
でも、メインストーリーの問題は、どうしても作品全体に影響してしまう。
そして、自分が『Anemoi』に『Summer Pockets』よりかなり低い点数をつける理由も、そこにある。
自分で続きを書いてみたいと思った理由も、まさにそこ。
1.
「anemoiルート」が始まってから、スピカがほとんど完全に物語からいなくなってしまう。
自分は、スピカ自身の視点や物語も必要だったと思っている。
だからまず、風の回廊でのスピカの生活や、現実世界に戻ろうとする彼女の努力を書き足してみたい。
2.
スピカと麦の娘である穂乃夏の「母親を探す旅」。
ここも原作ではほとんど描かれていない。
だから、これも書き足してみたいと思っている。
3.
そして、最大の心残り。というか、一番の減点ポイントであり、問題点。
ここは今、中国のプレイヤーたちが特に問題視している部分でもある。
作品全体の結末が、自分にはどうしても「無理やり悲劇にした」ように感じられた。
もちろん、ハッピーエンドよりも悲劇のほうが強いインパクトや深みを出せる場合もある。
でも、問題は、その「悲劇の結末」に至るための伏線や、物語としての論理、納得できる理由がちゃんと必要だということ。
簡単な例を出すと、
主人公が決闘に挑むとする。
第一段階で、主人公には実は古傷があることが分かる。
第二段階で、主人公は自分の武器を失う。
第三段階で、主人公の鎧が悪者によってすり替えられてしまう。
そして最後の決闘で主人公が敗北する。
これは普通に納得できる展開だと思う。
逆に、
第一段階で主人公が偶然、凄腕の達人から教えを受ける。
第二段階で偶然、伝説の神兵を手に入れる。
第三段階でヒロインから祝福まで受ける。
それなのに、最後の決闘で主人公が敗北して殺される。
しかも、どう考えても主人公が負ける理由のない相手に負ける。
これはもう、「主人公を負けさせるために、負ける展開を書いた」だけになってしまう。
自分にとって、『Anemoi』の結末はまさにそんな感じだった。
だからこそ、スピカと麦が歩いてきたこの旅に、本当にふさわしいと思える結末を、自分なりに書いてみたい。
正直、今の結末には、途中で突然ぷつっと切れてしまったような感覚がある。
「本当はこの先にもう一つ何かあったんじゃないか?」
何か理由があって、その部分だけ削除されてしまったような。
そんな感じがしてしまう。
もしこれから時間と機会があれば、ここまで話した構想を本当に形にしてみたい。
他にも、まだ世界観の核だけ、あるいは「こういうことを描きたい」というテーマだけがあるアイデアもいくつかあるけど、それはまた今度にしておこう。