「鳥 掌編」を含む小説

「私」の職場での話。

X（旧Twitter）経由でコンテストに応募した140字以内小説の保管庫です。 何かしら入賞した作品もあれば、落選した作品もあります……。 選考結果がでたものから順次公開中。

ねぇ、それ、わかって言ってます？ 同じ部活の先輩の冬島さんは秋嫌い。そう聞くと、亜季(あき)という名の私は面白くない。 なので、食欲の秋で対抗してみることにした。 ※長編『夏鳥は…

夢を見失い、空を見上げて立ち止まった。 何者にもなれなかったはずの自分を変えてくれたのは、 ある日、青い空から舞い降りた“あなた”がくれたひと言。 「何者でもない」ということは…

皮肉屋さんの小噺より、やや長め。

小学校からのいつもの帰り道に起きた、すこし不思議な出来事。 思い出を元にした掌編です。

私の住んでいるところでは「うそどり」という、不幸をウソにして幸福に変えるという小鳥のかみさまがいます。小さな神社の小さな鳥のかみさまは、みんなのしあわせを祈っているのです。

この小説は美術のコンクールで提出した絵画を文章にしたものです。作品に込めた思いや物語を、小説でより鮮明に書いてみました。

　題名通り、「怪鳥」にまつわる三題の掌篇集。 　短編を書く前の、原案としてのスケッチ的な素描を兼ねています。 　正統派の怪談小説を目指しました。美少年、美青年の現れる怪談が好きで…

AIが発達した社会で、死は予測可能なものとなった。 命の残り時間が一ヶ月になった少女を祝福するパーティが、ひそやかに開かれる。

隣に住む佐鳥さんは天使みたいにかわいい。 こっそり彼女の日常を盗撮してしまうぐらい。 もちろん、こんなこと本人に言えるはずもないけど……。 アパートのお隣さん同士が引き起こす、掌…

＃５分間の即興掌編・・・３作収録（初出2013年頃）

日本のどこにでも在る、田舎町。人々の、これまた有り触れた日常の中に、徐々に非日常が入り込む。いや、遠い昔から潜んでいたというべきか…。どこかで鳥の鳴き声か人の叫び声かもつかない金…

「鳥はいいなぁ、自由に空を飛べて」

この町では時々、人が消える。 僕が知らないだけで、もしかしたら人以外も消えているのかもしれない。犬も猫も鳥も虫も木も建物も……全てが消えて、空白に『何か』が流れ込む。空白は『何か…

「そちらもプリンを狩ってこいと言われたクチですか」 「ええ、娘との約束で」 ――獰猛な『プリン』を狩る父たちの闘い。

都会の中にポツンとある庭でお店を開く青。 都会の喧騒に疲れた青年。 そして、都会に住む鳥たちのお話。

【KAC2024 第６回参加作品】 幻の青い鳥を探し求める調査団一行。しかし、そううまくは見つからず……。

　KAC2024第6回お題「トリあえず」の参加作品です。 　トリあえず……鳥、会えず？ 　自然や田舎を理想郷と考える思想を真に受けた両親に連れられてきてやって来た僕。 　しかし…

何もないのに、何かが起きてしまう。そんな人々にまつわる１０の短編小説です。