「鉄道/電車」を含む小説

　嘉村（かむら）はごく普通の電車の運転士。しかしある日、始発電車の出庫作業中に突然電車と会話ができるようになった！ 　「電車がしゃべった」なんて打ち明けられる相手もおらず1人で秘…

——早見線。 それは、旧国鉄の流れを汲む大日鉄道の本線の一つ。 大日鉄道は、早見線に限らず、昔ながらの諸私鉄に比べて、線路の幅が狭い。 ある日、会社員の見治（けんじ）は、休日、…

鉄道ファンの中でも、いい意味でも悪い意味でも話題にならない(と感じる)乗り鉄の一人でもある私が、思ったことをつらつらと書いただけのものです。

朝のホームに響くベルの音。 「今日は“鉄道の日”。」 母と少年は、かつて父と乗った電車に再び乗りこみます。 ゆれる車窓、やわらかな光、そしてトンネルの中で出会った懐かしい笑顔。…

やっほ〜、ぴぽこだよ 今回は万博会場 夢洲までの行き方集です!! 万博までどうやって行くかの参考になってくれたら嬉しいです。 本当は近況ノート上に投稿する予定だったのですが、…

ローカル線の秘境旅は、好きですか？まあ、注意しよう。山奥に近付くほど、変な幻獣に出会ってしまうことがあるから。「フガフガ…」ほらね。味方なのか敵なのか？

東京中野方面に向けて走行中だった地下鉄東西線２６０号車から、トレインジャックを宣言する電話が帝京地下鉄カスタマーセンターに掛けられて来た。主犯格を含む１０名は全員が体に爆弾を巻き…

電車遅延は時間にうるさい日本人にとって許されざる大罪である。 「本日、車両点検、荷物挟まり、踏切の無理な横断、お客様の救護活動のため、大幅な遅れが生じております」 クソである…

きさらぎ駅のある路線には、ある事象があった。別世界の人間が突如現れて、皆きさらぎ駅で降りるという。それは夏頃によく目撃されるとも。だが、最近は春頃も見るようになった。車掌たるわた…

　主人公・和達譲司は、物心ついた頃からずっと電車が大好きな『鉄道オタク』。 　だが、彼はそれを理由に学校で毎日苛烈ないじめを受け続けていた。 　クラスメイトから笑われ、女子に嫌わ…

人里離れたローカル線の駅で、間違えて降車した私は夜空を見上げた。 そこに拡がっていた光景に、私はしばし言葉を失った…

毎日に嫌気がさしていた主人公 その日も嫌々電車に乗って学校に向かう。 その途中急激な眠気に襲われて、目覚めると自分しか電車の中に居なかった。 しかも見知らぬ電車の中。 いきなり現…

若くして戦力外になった元サッカー選手の勅使河原政（てしがわらまさし）は、兄とともに実家の駄菓子屋と居酒屋を経営していた。

久しぶりに故郷の滋賀県大津市に帰省した大学生の「僕」は、地元を走る「石坂線」こと京阪石山坂本線に乗って、一人、終点へと向かった。

　人を惑わす呪いに蝕まれた世界樹、その原因とは賢王の覇権争いではないか、と睨んだ勇者は西へ旅に出る。 　襲いかかる星の川、峰を守護する鶴の試験、数々の苦難を乗り越えた末、勇者の…

ある時、人々の幸せで満ちている電車の中で出会った二人のお話です。 普通の青年が電車に乗りふと気がつくと不幸のオーラ全開の女の子を見つけ、どうしても気になってしまい降車駅を乗り過…

JRから第三セクターになったとある鉄道。しかし、JRがおいてった車両たちは国鉄気動車と呼ばれるおんぼろ車両ばかりだった！JRでさえどうにかできなかった鉄道路線を復活させると立ち上…

　かつて特定したミステリの「犯行現場」は本当に正しかったのか。確かめるために武蔵野線で旅に出た。昔の私は車窓になにも見ていなかったという事実に気付き……

あいつがくれた『青春１８きっぷ』を使って、私は鉄道の旅をする。 初日は中央線を使う裏ルートで、東京から名古屋へ。最初の途中下車は、日本三大奇矯『猿橋』のある猿橋駅だ。 ＝＝＝＝＝…

駅・電車をテーマにしたホラー。 スマホ中毒の運転士、古市はある日の乗務を都心の駅で交代した。 だが交代したばかりの電車は不可解な人身事故を起こし、暴走を始める。