「羽衣」を含む小説

「えっ、魔王倒してしまったんですか！！！？？？」 　女神は驚嘆の声を上げた。思ってたんと違うリアクションに俺の方もパニックになる。 「あ、あれ？　そういう話じゃなかったっけ？」 …

七つの大陸に三つの島々そして一つの地下世界があり神界、冥界、幻想界などといった世界である。 更には文化圏まで存在しており宗教、魔法、超常存在、超常現象、特殊な地域や気候、特殊能力…

時は平安時代。 悪女と呼ばれた皇后が流刑になり、帝が死んだ。 瀬戸内海の小さな島では、盗賊の少年・セイが暮らしていた。 ある日、光り輝く衣を拾った彼は、美しい少女に出会い── …

ボクってば【凌辱】されるのがデフォなの？ 　お見合いをして婚約した少年・蒼屋キョウ。相手は裕福な年上の女性・喜多村マキナだった。 『身売り婚』──多額の負債を解消する手段として…

霞ヶ浦のほとりに暮らす、うなぎ漁師の小弥太。ある日、湖で羽衣を落とした天女に出会い、親切に羽衣を返したことから、二人の不思議な縁が始まります。

冷たい風が人々を襲うある冬の日、大倉羽衣は真鍋吟と出会った。次第に話をしていくうちに互いを知って行く。絵の具の匂いが染みついた美術室で時を過ごすうちに、この関係について考え始める…

下界から月へ帰ったかぐや姫は、月での生涯を独身のまま終えてしまった。次の人生こそは人並みの幸せと生活を掴んで、素敵な男性と出会いたいと願ったかぐや姫。だが目を覚ますと、彼女は異世…

霜月柑奈。高校部に進学したばかりの一年生の女の子だ。性格は弱く、人と深く付き合うことをためらう —— だって以前、誰かに裏切られたことがあるから。でも周りの人には、彼女は高慢で人…

主人公の夏が羽衣をまとう初恋の人と再会する青春ファンタジー。

十五で冒険者になり、二十で限界を知った。 剣も魔法もダメ、スキルも発現せず。 「お前は荷物を持ってるのが一番似合ってる」 そう言われ続け、二十年間ただ荷物を背負い続けた男。 気…

人類滅亡後の世界で、獣人・竜人・鳥人・魚人・妖精や吸血鬼など様々な種族が入り乱れて社会を形成し、平穏と覇権を懸けて戦う。 聖性の威力を失い形骸化した教会も魔族たちに乗っ取られ…

　カラン。カランカラン。と坂の上から、音が近づいてくる。 　深夜。小学校へと向かう山道には、電灯もなく真っ暗。 　一体なんだ、と目を凝らし、肩を窄め、首を前に出す。 　それが、い…

まったくファンタジーではない『羽衣伝説』を現実的に想像して、エッセイを書いてみました。

ある日のこと。特に争いもなく、平和を謳歌している天女達が暮らす『月の国』では、その国の代表であらせられる、満月の様な美しい髪色のお姫様が悩んでおりました。 (今日は約束の日。片…

天女を空へ返す話です。お題「天女の住む時計台」で書きました。 この作品は以下の自主企画に参加しています。 【第68回「2000文字以内でお題に挑戦！」企画】 https://k…

​人生に疲れ果て、流れ着いた祖母の故郷。 そこは、時が止まったような寂れた村だった。 遺品の日記にあった「あの方の音色を、もう一度」という謎の言葉。 その意味を知った時、…

都市を消し去る大災害「空間崩壊」 唯一の対抗手段は、「共鳴」と呼ばれる超常現象を用いて、 七分以内に人知を超える化物「かぐや姫」を倒すこと。 母を失った少女、有瀬ハルカの願い…

月夜の城で出会った奉公娘と病弱な王子。娘の失くした薄衣の秘密が明かされるとき、二人の運命が静かに交錯する幻想譚。 ※他のサイトにも投稿しています