「不思議さん」を含む小説

〜おじいちゃんのおにぎりは愛情たっぷりです〜 『あらすじ』母親は幼い時に亡くなり、父親と慎ましく生きていた兄妹の雪春、美空、彩花の三人。ある日、父親が失踪して、三人は母親方のおじ…

とある今は忘れし、アルパカさん。アルの日記は『あらかると』として···

本社の給湯室で不審物が発見されました… ふと彼女の家の鍵を見たら… ずぶ濡れで郵便局から帰ってきたHさん… 「みなさんが神様です」と泣きながら言うHさん… そんなHさんは有名人で…

放課後の教室で流行っていた「こっくりさん」。 白い紙、10円玉、みんなで指を乗せて質問をする、あの遊び。 ただの遊びのはずだったのに、 “給食前の12時”だけは、なぜか空気が変…

この話はsasakure.UKさんの楽曲「君が居なくなった日」から着想を得て書いた短編小説です。さらっと読んで頂いて誰視点の話かを推理してもらえたらなと思います。

憧れの先輩の前では可愛く居たくて、新しく鏡を買うことにした主人公。しかし、インターネットで見つけた雑貨屋さんでは、凄く不思議な鏡を取り扱っていた。 「その鏡は、点数をつける鏡な…

大学生の主人公は春休みのある日を境に家出し、三日間にわたって車中泊していた。運転席で就寝中、助手席に置いたスマホから着信音が鳴り、電話の主は『メリー』を名乗る。ゴミ捨て場にいると…

透明さんと1人。

　あるとき見ると、サッシの磨りガラスの向こうに何やら焦げ茶色の丸い影がある。 その影が動くと、サッシの戸の間に小さな白い手が割り込み、十センチばかり開くと耳のついた頭が入ってきた…

「あなたも恋に悩んでるんでしょ？」 隠れた花屋には不思議な花が置いてある。なんでも恋する気持ちによって変わるらしい。そんな花屋に訪れて恋を叶えていく女の子たちの話。 反応が悪く…

大好きなあのこのもとへ今日も何かが向かっています。あなたも十分お気をつけください。

俺は学校の行きがけに、その物体を見つけた。 一瞬ナマモノかとビビるが、生きてなどいなかった。 俺はそれを拾う。 そしてそれから数日。 寝ぼけ眼の前に、その出来事は起こったのであ…

夢の中で、茜はクラスメイトに代わって花子さんを呼んでみることにした――

＃パロディ★★★ ＃ホラー ＃ラブコメ★ 　気配と視線を感じて井戸から顔を出したサダ子さんが見たものは。 　……景色に走る亀裂。 　その亀裂を広げて大きな穴にし、向こう側からこ…

大学一年生の夏、三浦立紀は大学の先輩である藤沢詩乃の部屋に忘れ物を届けに行った。 しかし、ドアを開けたのは藤沢よりも小柄な女性、水島那澄。彼女は、顔や手や足といった見えるはずの人…

父親の仕事の理由で引っ越してきた坂本一家。お隣さんとはお会いしたことはないし姿を見たことはないが次々と来客はある。どんな人なんだろう。

とある田舎の学校のトイレで生徒の殺人事件が発生し、学校は混乱の渦に巻き込まる。 花子さんの伝説が浮上し、彼女が事件の首謀者と見なされていました。 しかし、主人公望月茜は花子さんが…

離婚を機に実家に戻った私。 実家からそれほど離れてはいない場所に、ポッカリと空いた更地。 以前は何があっただろうか。 ふと、鮮明に蘇った記憶。 その更地には。 不思議な本屋があ…

森の中に一人で暮らす「僕」のもとに彼は現れた 「僕」が一人で暮らしていた理由とは？ クロノヒョウさんの自主企画に参加します 二つ目です