「不可思議な体験」を含む小説

祖母の葬儀の日、一人の青年「オマモリサマ」と出会った知華。 祖母と旧知の仲らしいその青年は、怪異だったー。 その出会いを皮切りに知華の世界は一変する。 不可思議な体験を通して…

「死者の最後の話を聞けるのは世界中で私ひとりだけで、もし私が彼らの話に耳を傾けなかったら、彼らの言葉や思いはどこにも残らなくなる。それはとても恐ろしいことだと思った」 広大な砂…

筆者と友人が体験した、本当に不可思議な体験集(一部の話は、少し事実をアレンジしてあります。) 少し怖い話やとても不思議な出来事をまとめました。 一話完結になっておりますので、何処…

『物質に発話機能を付ける』という特殊能力を持つ主人公・奈々子は、従妹の充希と共に平穏な暮らしを送っていた。 しかしある日、一通の不気味な手紙が届く。 『これから貴女は、不可思議な…

とある看守の巡視中、牢の中の囚人たちは語りだす。 彼ら自身の、不可解で不可思議な体験談――あるいは罪悪の話を。 この作品はフィクションです。 犯罪や違法行為を容認・推奨するもの…

妹のかおるを助けたいがために風花(ふうか)は雪山の守り神のもとをめざす。 かおるは天然痘(てんねんとう)にかかり、医者ですらさじを投げるほど、ひどいじょうたいにあった。そんな彼女…

尾口　万葉は毎日のように別れた恋人である霧夜の夢を見ていた。翌日に長年の親友である依子と一緒にカフェを訪れる。万葉は依子に不意に霧夜がよく夢に出てくると打ち明けた。 が、依子は顔…

22歳の大学生の冬。明日が卒業の日だった。大学４年間であったたくさんの人、出来事、思い出を空想しながら僕は眠りにつく。そして目が覚めると何かがおかしかった。いつもなら布団にくるま…

不可思議な体験をしたことはありませんか？ 誰に言っても信じてもらえない。嘘をつくなと否定されてしまう。作り話だと笑われてしまう。 そんな体験を。 どうかお聞かせください。

視力が悪くて眼鏡は欠かせません。だから僕は常日頃から薄いレンズを通して世界を見ています。ゴミゴミした、ギラギラした、猥雑で爛れた世界のなかで毎日を生きています。 残業続きで草臥れ…

日常で見えたよくわからないものの記録。怖いような、怖くないような。明るいところから少し暗いところを覗いたときの様な気持ちになる話たちです。

玄海大学壱岐里キャンパスは、その立地故に複雑怪奇な空間配置となっている。卒業後一年ぶりにこの地を訪れた「僕」は、ここで不可思議な体験をすることになる。何と、キャンパス内に生じた時…

腐れ縁の三人組は、それ以上に深い事情により結びついていた。 その理由が明かされるとき、とんでもないことが起こるとは予想もせずに。 そして三人の進むべき道と義務を突き付けられる。

大人になっても理解できない、幼少期の不可思議な体験は恐ろしい。少年時代の奇怪な経験を描いた短編集です。 座っているだけでお金が貰えるという噂を聞き、美大生のアトリエへ向かった少…

「魔法使いに会ってみない？」それは悪魔の囁きだ。会ったが最後、魔法使いと関わらざるを得なくなり、そこから抜けだすこともできない。少年、少女たちは魔法をかけられ、不可思議な体験をし…