「オカルティック」を含む小説

一年前、静岡県江間市の山で二名の遺体が発見された。その身元はいずれも都内在住者であり、静岡県には一切の縁故も存在しないという。 オカルティック・スメルを嗅ぎつけた我々、月刊オカ…

　イギリス生まれの大怨霊、フィナーレフィルム・ゴールコンダ・ネペンテス。都市一つを余裕で滅ぼせるほどの呪いを持った彼女の封印は、近未来の東京で解かれた。 　封印解除の見返りとな…

※この作品は旧題「うちの学校はおかしい」でお間違えございません。 瑞明高校は「なんか出る」学校である。 妖怪、幽霊、都市伝説。そんなオカルティックなものがごく当たり前に日常に入り…

苦学生の髙橋あやめは、家賃の安さで選んだワンルームマンションでラップ音に悩まされる。 なんとかお祓いをしてもらおうと調べた先で出てきたのは、『視えずの祓い屋・調香師左門大輝』の事…

放課後の教室に残る、誰の仕業とも知れぬ落書き。 ――そこに書かれていたのは、ただ一言。 「キミガワルイ」 冗談のような言葉。 けれど、次第にその文字は、 少年・優斗の“中”で…

　現代日本において「怪異」というものはオカルティックな存在ではなく、雷雨やウイルスと似た、しかし意思を持つ災い。 　人間の街談巷説を温床として、感情を餌に育ち、現代日本を跳梁跋…

「でね、その従姉妹の家で飼ってる猫ちゃんが、凄く警戒心が強くてなかなか私に懐いてくれないんだけど、おやつをあげた時だけはすぐ近寄って来て、夢中で食べてくれるのが、超可愛いの！」 …

時は1974年。 雑誌記者の丈治は、ブームに乗って新設されたオカルトコーナーの記事を任される。 命じられてツチノコ探しに出かけた帰り、丈治はマンホールに落ちていた子供、明を助ける…

私は、怖い話が苦手である。 けれども、なぜか、得体の知れない現象に遭っていた。 私が出遭った、あるいは妄信している、オカルティックな出来事たち。 ほんとに、アレはなんだった…

　メリーさんの電話、それは捨てられし人形が主を呪い殺す為に舞い戻る怪異。 　しかし、それは元ネタではなく、彼女の正体はとある一人の少年を愛するヤンデレだった！？ 　魔界の人形「メ…

『物質に発話機能を付ける』という特殊能力を持つ主人公・奈々子は、従妹の充希と共に平穏な暮らしを送っていた。 しかしある日、一通の不気味な手紙が届く。 『これから貴女は、不可思議な…

普段は人々にカスみてえな嘘ばかり与えてくるミステリアスな女子生徒、法水鱗禰（のりみず　りんね）その正体は数々の難事件を（運良く）解決してきた名探偵であった！ 　猟奇的殺人事件、犯…

もし孫悟空が、現代に17歳の女子高生として転生したら――？ 金色の感覚で世界を貫く少女、ソル。 鋭い直感で「気配」を読み取るペク・ユソン。 静寂を筆に宿す画学生、イ・ソユル。 …

人に仇なす怪異、あやかし、邪法を操る術者達──この世には危険がありふれている。それらに対抗すべく存在するのが、『組織』と呼ばれる超国家的対魔団体である。 組織の日本皇国支部、西支…

現代に適応した怪異。 それによってもたらされる被害を補填する、特殊な保険事業。 主人公である案山子清十郎（かかし　せいじゅうろう）は、それが適切かどうかを判定する保険調査員（オプ…

パズルに選ばれたはずの五人の少女は、敵であるマテリアール帝国へ寝返ってしまった。 襲い来るマテリアール帝国の幹部たちと、寝返った五人の変身少女たち。 たった独り、黄金碑郷の防衛に…

怪異が蔓延る街、七つ塚。こそに暮らす高校生、橘田友嗣はこの世ならざるモノが見える特殊な目を持っていた。 入学式の日に出会った同じく怪異が見える少女、此木玲那にオカルト研究部に誘わ…

『あの日拾った魔術書が、全てを変えた。』 人生に疲れた青年は、その命を捨てる際。見つけてしまった。 ほのかに光る、魔導書。 とあるカルト教団？の設立秘話！バトル×コメディ×冒涜！…

依子さんは、お嬢様学校に通うとても美人な女子高生。 対する俺、狛村太一は、アンティーク喫茶で働くフリーターの青年。 不釣り合いなようだけど、依子さんは俺が大好きらしい。 羨ましい…