「万人向け 短編」を含む小説

…という夢をみましたという、日常エッセイ

「好きな人の髪の毛を栞にすると、両思いになれる」という噂が蔓延る教室。クラスメイトの佐野くんに「自分と両思いになれるんじゃない？」と提案された広瀬は、健気に実行する。佐野くんの言…

駆け出し声優の私に、異世界系のお仕事が！ けれど、マネージャーはいまいちな顔。 担当の仕事が決まって嬉しくないの！？ ……って、異世界系の仕事って、アニメの声優じゃなくて、ガチ…

年老いたヨウイチは、中学三年生のころに、電線に止まっていた鷹が落とした羽を大切にしていた。

ひょんなことから三重県に移住したアラサーのドタバタ出産レポ！全３話。 第３９回 四日市文芸賞 エッセイ部門 優秀賞受賞 作品。三重県内にて作品集発売中です。

雷を怖がる少年に、兄が渡してきたのは不思議なガラス。 天気によって中の結晶の形が変わる——ストームグラス。 毎日それを観察して、少年は記録をつける。 晴れの日も、雨の日も、雪の日…

自殺した友紀の前に天使が迎えにきたが、家の中には友紀そっくりなパジャマの少女が立っている。クラスメートからの電話での助言もあり、手を振ったり写真を撮ったりしてどっちの友紀が本物か…

なぜか、高校二年に上がってから毎日見る手紙。 差出人は不明。 いったい誰が書いた手紙なんだろう。 手紙にはごく普通の内容が書かれている。 他愛もない内容。 でも、それは違ったの…

バイト先のバックヤードで身支度の確認をする夢前歩はみんなから可愛いと評される自分に悩みを抱えていた。みんなが評する自分は本物ではなくニセモノの私を演じた姿であったから。けれど、ニ…

冬空が寒くなった日、男がアンドロイドと寄り添って眠りあっていた。腐敗が進み、人と呼ぶにはあまりにも酷い状態。 しかし、男はどこか安らかな顔をしていた。傍らには感情を知らないはず…

私たちが日々一生懸命に生きているのは明日に間に合うようにするため。それが突然苦しくなったとき、走るのを止めたとき明日は待ってくれなかった。今日に取り残されていく人たちの歩みが止ま…

桃子の小学生の頃のお話。大した話ではありませんが、お子ちゃまにはオススメしません！夜道を歩く話です(*^-^*) 桃子、母、姉

自作の【科学部シリーズ】のキャラクターたちが、ただただ雑談するだけの話です。 彩季というタイトルであれば「彩る季節を選べたら」という作品のSS。 解氷というタイトルであれば「解け…

なぜか昔の知り合いらしい人物によく声かけられる、ある日の物語。

　かんらん　こんろん　かんらん　こんろん 　その音が聞こえると、全ての人はあばずれ橋に集まってくる。 　首を斬る人、斬られる人、それを見る人が集まってくる。 　悲しみも喜びも、…

抗内縁。

全てはガチャで決まる世界。 将来をかけたガチャを回しにきた人の話。 貴方はガチャ運が悪かったら引き直しますか？

　何人もの女性を殺害してきた、とある猟奇殺人鬼の告白。 ＊小説家になろうにも掲載中。