「「わたし」」を含む小説

高校の屋上で出会った天野と海瀬、それぞれが秘密を抱え、死にに行くための旅に出る。

イーストランド諸島の片隅にあるショッピングモール。 その一角で、売上どん底のカフェに店長として配属されたゼル・リーバス。 やる気だけは人一倍の彼のもとに現れたのは――筋骨隆々、ど…

食人嗜好をもつ双子の兄弟、コシュケウとミレトウ。 ひとりは妄想として発散することで欲求を抑え ひとりは、ただ理性と道理で耐えていた。 いつか決壊する。そのときまでは。

高校2年生の“牧田知季”は、クラスメイトの“早川愛理沙”が全裸になっている場面に遭遇する。 紆余曲折あって知季の妹“牧田優姫”にもそのことがバレ、三人は互いの秘密を隠し合う関係に…

　利川智果（さとか）は北摂のそれなりの進学校に通う冴えない高校一年生。五月下旬のある日、一学期中間テストの成績が悪かったことで彼女を凌ぐ学力を誇る小五の妹、智実（さとみ）から成績…

幼稚園児のおままごとを意識して書きました。 一話に十作が詰め込まれています。 読みづらいところあります。 全てひらがなです。

【ルール厳守でお願いします】 こちらは 『わたしのための本棚（必ず読みます）― 現代・ホラー・ミステリー限定 ―』の 《概要・連絡・報告用》スペースです。 　※読むだけの方も歓…

目を覚ましたとき、自分は“ヒト”ではなかった。 記憶も名前もなく、成り果てたのは、触手が生えた奇怪な箱のような体。 けれどもその体には、他の生き物を取りこみ、姿や記憶を擬態する力…

大切なものを奪われた人々が今日も叫んでゐる。 ―――わたしたちは貴女を許さない――― これは永遠に叫び続ける彼女たちの言葉をまとめた詩集である。 詩集第二部。第一部は【最後の言葉…

ある寒い朝、優しい男の子に拾われて助けられたわたし。優しいその子が、大好きになりました。沢山遊んでもらって、沢山抱っこしてもらって、おいしいご飯をくれる、大好きで大切な人。この人…

　高校出てフラフラしていた女の子は、ハムスターと一緒に宇宙を駆ける。 　地球の観光資源に目を付けた異星人の開発集団。 　来たるべきライバルの妨害に対処すべく、目を着けたのは日本の…

こちらは応募とかではなく、川柳(季語にとらわれずに詠む五七五)を書く予定です。

突然都会から田舎に引っ越してきたわたし。 そこは「ドッペルゲンガーを飼うしきたり」のある村だった。 なんでこんなところに来ちゃったんだろう。 でも、先輩に恋しちゃったからすご…

世界を腐らせ、大地を侵す毒性の霧が人類に破滅的な被害をもたらした。 誰が名付けたか、世界を覆った毒性の霧は「嘆きの霧」と呼ばれるようになった。 霧渡りの郷に暮らす少女の夜守紬（…

　飲みに誘われない、怒られない、休日に連絡がこない、下心がない―――― 　あれ？ 　なにもしてくれないハラスメントでは？ 　――すっごい傷ついてるんですけど！！

▶「夢写師と黒い狐の廃墟録 ―光と影の記憶譚―」の前日譚 1994年、霧梁県・久遠木村。 霧深い山村に暮らす橋爪チヨは、“魂写機”という特別なカメラで人々の記憶と想いを写し取る…

喪失を抱えた男が、ひとりの女性と出会い、 やがて、言葉少なに、静かな日々をともにするようになる。 不器用なまま、与え、受け取り、 ふたりは、情熱と痛みを少しずつ分かち合っていく…