「叙述トリック、など」を含む小説

　 　曇良瀬（くもらせ）　一途（いと）はひとつの嘘の代償で、異性を前にすると本心とは真逆の行動を取ってしまう呪いを背負っていた。 　｢好き｣は｢嫌い｣に、｢嫌い｣は｢好きに｣――…

とある町で起きた連続殺人事件。短編ミステリー。あなたは何回騙される？

雪で閉ざされた洋館で起こった殺人事件。 あなたは犯人がわかるだろうか。

中国地方某県にある中間一貫校私立松羽島学園には「学園警察」という独自の組織がある。通称学察と呼ばれるこの組織は，謂わば生徒の生徒による生徒のための警察組織で，学園内で発生したあら…

　ゲームアプリを作って販売しようとしているきょうだいの微笑ましい日常のひとときをどうぞご覧ください お題「10」↓ https://kakuyomu.jp/info/entry…

趣味といえば激安ピンサロくらいしか楽しみのなかった男が、運命の女性と出会い結婚する。 男は家庭では満たされない欲望を満たすすべく、今夜も妻に内緒でオキニの店に足を運ぶ。

記念すべき一作目となります。 短編の叙述トリックに興味があり、それっぽいものを書き上げました。 気に入ってもらえたら嬉しいです。

彼と一緒の幸せな生活に麻里は心ときめく。 しかし、その生活も終わりが訪れてしまう…。 ───── このチャンネルのストーリーはフィクションであり、登場する人物・団体などの名称…

『圭祐』『わたし』『礼子』の三視点から物語が進む。 　夏休み明け、圭祐が妊娠させてしまった恋人、『羽崎奈月』を説得する場面から始まる。その日の夜、羽崎は巷を騒がせている《通り魔事…

食事を終えて尚、何処か満たされたない気持ちを抱えたまま、普段訪れているバーへ。其処で出会ったのは国境の街から来たという髭面の紳士。彼が語る秘密の話とは何なのか…？僅かな違和感から…

嘘つきなのは果たして彼女の方なのか、それとも―― 叙述トリックを使った、意味がわかると少しおもしろい話です。どういうトリックか、ぜひ想像しながら読んでみてください。

『僕』が住むとある団地にて、殺人事件が起こった。 そんな僕の部屋を訪れた男性警官の、事情聴取の話。

　たった1000字程度の文章に散りばめられた叙述トリックの全てに気が付くことができるか？ 　大学生の私と美月は、全くの偏見を持たずに話を聞くことができるか？　ということをテーマ…

主人公の礼奈は幼馴染みの雄一が好き。しかし自分に自信がなく告白できない。 修学旅行で訪れた神社で恋愛成就の「闇祈願」を実行する。決してオカルト的なものではなかったはず。 雄一も礼…

　一田和樹さま主催、第３回無貌賞「わたしの発狂日記」に寄せて書いた作品です。 　結果、『大賞』をいただきました。 　（あらすじ） 　その日記は『ヒトを喰う日記』だとされる。そこ…

楽しんでいただけたら幸いです。

1980年代～2010年代まで日本のミステリ小説界でブームを巻き起こした「叙述トリック」とは一体何だったのか。その起源と系譜をたどろうとする文章です。 【！！！　注意　！！！】…

　甲子園決勝。二年ぶりの優勝を目指す名門・藤林高校は、対戦相手の真田学院を六回まで無失点に抑えつつ、八点差の大量リードを奪っていた。しかし七回、真田学院は猛反撃に転じて一挙五点を…

ドイルのシャーロック・ホームズシリーズのパスティーシュです。語られざる事件の一つ、「だらしない感じの中年女性の依頼」を自分なりに書いてみました。楽しんで頂けたら幸いです。

某大学の推理小説研究会の面々が、船に乗って訪れたのはいわく付きの館。その名を十鶴館という。ある資産家が一人娘の千鶴のために、天才建築家の入善藍吾に依頼して建てたものだが、完成前に…