「行きたい」を含む小説

　どこにでもいそうな陰キャ女子高生『東雲ましろ』は、ひょんなことから、サッカー部のエースで学校の王子様『瀬川翔真』とお出かけすることになった。 　自分と釣り合っていない相手との…

幕末期の女性と、生糸で世界に打って出ようとする人たちの物語。 幕末期の女性と、生糸で世界に打って出ようとする人たちの物語。 幕末から昭和初期まで、日本の経済を支えた生糸。 今のA…

暑いですね。毎日何かしら「今日は何の日」と制定された何らかがあるので、それを元に一行詩を呟きます。 なるべく前回と被らない題材で行きます。 ▽前回はこちら「なつやすみ一行詩チャ…

大正前期。神代から伝わってきた神の力を借り受ける陰陽師と巫女が残っている時代。 無能と烙印を押され、虐げられ、捨てられた少女が自分の足で歩き、愛を知るまでの物語。 注:作中に白…

子爵令嬢・フロレンシアに、五度目の婚約破棄が突きつけられた。――結婚適齢期をとうに過ぎ、社交界では完全に行き遅れ。 けれどフロレンシアは、教養と商才、そして気品ある美貌を備えた…

冒険者組合の受付嬢をやっている私は、有名なAランク剣士の冒険者を彼氏にすることができた。 ちょっと気が引けるところは、その彼氏が、私のルームメイトであるシーナの元カレっぽいという…

新卒で思い知らされた会社という社会のあれこれ。大丈夫、希望はあります。 見てくださった方、見返した未来の私がグググと暗くならないように、大好きな童話をスパイスに少し甘くなるよう…

魔法とは、『呪文詠唱』を糧に自然界の魔力を消費した結果引き起こされる、特別な現象のこと。 魔力の質は土地の風土によって異なるため、『呪文詠唱』にはその地域に適した内容・形式がある…

ツイッターで呟いていた140字の小話を1ページにつき10個ずつまとめたもの。 この中の話を膨らませて書いて下さるという方がいらしたらご連絡下さい。 こっそり読みに行きます。 ※一…

中学の時にしていたバカ会話を懐かしんで書いた行き当たりばったりの小説です。

「どこかへ行きたい」と思った。できれば、あいつと。 旅人（休憩中）と、薬師（趣味）のふたりは、 舞い込んだ仕事をきっかけに、港町へ向かうことになる。 曇り空の下、ほんの短い旅の…

黒木ここなは川口晃のことが好きである。 しかし、ある日彼が同じ水泳部で皆の憧れの的である白山有香と笑顔で下校した。 それがショックなここなは有香に直接話を聞きに行き──。 この…

九六二年前。人類を捕食する存在『鬼』が出現。対抗する術を持たない人類は息を潜め、ひっそりと暮らすようになった。 身寄りのない子どもがあふれている現在。少年もその一人だった。 少年…

この国は精霊に満ちていますが、彼ら精霊の姿が実際に見えて、共に語らうことができる人間は多くありません。 そんな希少能力を持つのが、僕、〈精霊の加護持ち〉なんです。 精霊はいつも僕…

天国の入国審査官が候補に挙げた天国行き候補者は３人。政治オタク、スピリチュアルオタク、そしてアイドルオタク。天国へ行けるのは誰？

不定期更新となります。今までは資格体験記を書いてきましたが初の物語です。 主人公：佐藤幸雄（さとうゆきお）5？歳（アラ還）夫婦二人暮らし 　　　　中小企業に勤める小太りなおっさん…

「タイムマシーン、ブルーマシーンよ」 　 「は？　なにそれ」 　 「このマザーボードは90年代のもの。電磁波耐性が高く、時空のゆらぎに強いの。新しいものより古いものがピッタリだっ…

女呪術師である私は、ソロでも出来る高額依頼にこだわり抜いて、ついに寝袋とパンを抱えて〈幽霊屋敷〉に泊まることになった。 〈幽霊屋敷〉とはいえ、もとは歴とした男爵家のお屋敷だったが…