「#赤」を含む小説

アラサー、実家暮らし歴＝年齢、職歴無しのクニハル。 家から歩いて十分のビーチ。 海と観光客を眺めながら、ビターに社会をこき下ろす日々。 相棒はこの世のものではない、赤髪の妖怪。 …

＜あらすじ＞ とうとう江東侵攻を決めた魏の曹操。対する周瑜擁する孫呉は母なる大河【長江】に防衛線を張り、魏軍を迎え撃つ。 漢王室の再興を願う劉備の蜀は、呉と同盟を結ぶ。 三つの国…

―――楽しいと感じたことを楽しかったと記憶できるようになれなかった僕達は、 　　　せめてこの柵から解放されることを願うしかなかった。 或いは、すべてを記憶しながら何ひとつ記憶す…

この退屈なセカイで、ロックと出会う―。 全て上手くいかない。 勉強も、運動も、生活も、全て。 この世界が嫌になった。 ……あれ…… ……なんで、私って生きてるの？ も…

凶に疲れた男は殺す、狂に憑かれた女は壊す。 ミキサーは骨肉を砕き、彼女は赤頭巾と化す。 人間性を捨てた俺は、彼女を生きやすくする。 この狂った腐った崩れた世界で愛し合う為に。

極東に位置する島国、和国・桜花。 そこを統べる天子には、九人の妃がおり、その内二人の妃がこのたび懐妊した。 国中が喜びに沸く中、天子の妃達が住まう後宮・花園殿にて、懐妊した内の一…

レイト・デフォールは、周囲から怠け者の若旦那と認められている。 常に女性が主導する家庭に少年として登場したため、他の有力一族の間でも話題となった。 しかし、秘密は秘密のままで、…

中学入学までは、優等生だった、親の再婚を木かっけに、俺の人生は真っ逆さまに落ちた。 赤髪と和彫、そして暴走族の総長と言う肩書き。 もう元に戻れない、平穏な生活はできない、裏社会…

この世界は、神々が遺した絶対の『魔導法則（マギ・システム）』に支配されている。それに干渉することは、神への冒涜、世界の理を覆す禁忌――。 主人公アッシュ・ヴァーミリオンは、王立…

　迫りくる地球滅亡。人類最後の希望を乗せたクローン施設建設船は、たった３人のクルーを乗せ新たな惑星系へと向かっていた。 　しかし、地球側の誤算。そして、乗員の一人が犯した決定的な…

＊カクヨム短歌賞【ナツガタリ'25】「10首連作部門」への応募作品です。

ルクシャード皇国で暮らす赤髪の少年、リッド。 ヤンチャな悪ガキだった彼が、皇国の学園へと通うべく勉強し、 いざ試験に挑むその日、校門前。 白髪で小柄な女子のような旅人シオウと出会…

3首。週末のこもごも。そうですね～家でのんびりしたい自分と、電車に乗って遠くへ行きたい自分が常に戦ってます。 クロノヒョウさん企画　テーマで短歌を作ろう②『週末』

　早朝、通学中に魔術師見習いの”空蘭”は、師匠である”青乃　赤”からある一通の手紙を手渡された。 「手紙をみたら、きっと君は突き動かされる」 　その意味深げな言葉を気にしな…

赤い夕焼けに包まれる校門の前。 僕は夕凪さんを待ち続けた。 ポケットの青いハンカチは、僕たちの過ぎ去った青春の証。 きっと夕凪さんが来てくれることを信じて。

【カクヨム短歌賞　10首連作部門応募】 万博で見た光景、聞いた声、心にふれた瞬間を詠みました。

白菊学園生徒会には、通常の生徒会と異なる役目があった。 それは、学園で起きた怪異に関する相談窓口というものだ。 生徒会書記の琉花はいつものように生徒の相談に乗っていたのだが、全く…

生まれつき“世界が砂嵐に覆われて見える”という症状――ビジュアルスノウを抱える高校生・篠宮慧。 それは医学的に理解されない“ただの目の異常”とされ、彼は孤独と違和感の中で生きてき…

夫を戦地に送り出した貴族の妻シャロネーゼ。 毎朝白い衣装を纏い、美しい所作で祈り続けた日々。 けれど情報は錯綜し、社交界は享楽へと染まってゆく。 夫への想いを守るために、彼女は赤…

【第一章まで改稿済み（以降も整合性問題ありません）】 おっさんは戦場をゆく…… 真田信繁の当世具足 ――赤備えを身に纏い、大太刀を佩いて向かうは異世界。 戦国時代も真っ青な…