「ただ語りましょ～」を含む小説

自分を俯瞰してみて「平凡でどこにでもいる主婦」な私が書く平凡で概ね普通の人の日常記録と過去話。 近況ノートや活動報告で語りすぎる癖があるので更新報告以外はこちらに放りこみます。…

「今もずーっと、待っているのよ」 とある貴族の次男坊の「私」。彼は幼い頃に母から語り聞かせられた「魔女」に出会うために旅に出る。 長い旅路の中で彼はついに1冊の書物を見つける。そ…

仕事人間で、ちょっと意地悪な皇子殿下。そんな彼とちょっとヘンテコな敬語口調の部下ちゃんの恋模様 ただ穏やかに時を歩んでいく二人と彼らを取り巻く様々な音、その魅力に是非、堪能され…

　『ロウニン・ソウルジャズ』に度々登場する、主人公・ザクロの友人・アリエルが飼っている、高い知性を感じさせる不思議な黒猫・ケットシー。 　飼い主曰く、とてもクールなお猫さまである…

ここは深夜喫茶モルゲンレーテ。 マスターのキャロラインとアルバイトの悠（はるか）、個性的な常連さん達が各々怪談を語り、時折怪異に出会う場所。 「大丈夫、どんな怪異も朝焼けにとけ…

※ネタバレ含むガチのあらすじですので、気にする方は読み終わってからにでもどうぞ。 ◇あらすじ◇ ある深い森の中、荷馬車を走らせていた行商人カインは突然の大雨に降られてしまうが…

兄の失踪から一年。 藤咲紗夜は、兄が最後に通っていた学園に転校する。 冷静で礼儀正しい彼女は、誰にも本音を見せない。 「私は兄のことなんて、もうどうでもいい」 そう言いながら、彼…

第4回こえけん応募作品です。 読みづらい場合はこちらのボイスドラマverで読んで頂けたら読みやすい(イメージしやすい)思います。 https://kakuyomu.jp/wor…

シチュボ大好き作者が書いたシチュボの魅力と聴き方の説明書。 カクヨム公式自主企画「この夏、あなただけの"好き"を届けよう」で好きを語りたくて、筆を執りました。 これを読んでシチ…

古事記を読みたいけど、難しそう―― そんな方のために、“もうひとつの語り”をお届けします。 語るのは、高木神。神々の時代を知る存在。 伊邪那岐神、伊邪那美神、天照大御神、須佐…

英雄と呼ばれた銀髪の女性騎士、マルタ。 ある日、とある森で平穏な時を過ごす彼女のもとに、セーラと言う少女が押しかけてきた。 そしてマルタに、貴方の英雄譚を聞かせて欲しいと頼み込む…

早口で語ることを、ずっと恥ずかしいと思っていた。 好きなものを語るたびに笑われて、黙ることが“正解”だと思っていた。でも、ある少女との出会いが、語ることの意味を変えていく。嘲笑さ…

他にも語りたいことはあるのですが、この企画が『想いを伝えたいけど、伝えられないから書くラブレター』なのだとしたら、まずはコイツに伝えたいなと思って書きました。なぜなら、書くことは…

あなたも、夏を抱きしめてみませんか？

夏休み、少女は僕の家に入り浸るようになった。 静かな日々の中、彼女はある“おまじない”を語り出す。 やがて、僕たちの夏は静かに、取り返しのつかない場所へと進んでいった——。 …

雪に消える足跡のように―― 名を遺さずとも、生は残る。 元治元年、京。 白装束の剣士・沖田静は、斬ることだけを生きる理由としていた。 だが、ある冬の夜、少年・矢野蓮、今村秋一と…

『この夏、あなただけの好きを届けよう』という企画に参加しています。 スイーツ、甘い物大好きな筆者が好きを語りつくします。 でも、頻繁に食べているわけではありませんよ？ スイーツは…

ある日の金曜日の残業中。 一本の電話で伝えられたのは、三年付き合った彼女から別れを切り出された事実。しかも、浮気もされていたというオマケつき。 「先輩……どうしたんですか……？…

公式自主企画 【この夏、あなただけの“好き”を届けよう】 https://kakuyomu.jp/user_events/16818792438113475297 参加作品です…

あなたの耳の奥には、誰が住んでいますか？ 風鈴の音に誘われて、虫の声に包まれて、畳の匂いに導かれて── 静かな古民家で語りかける“彼女”の声は、優しく、懐かしく、そしてどこかおか…