「心霊、都市伝説、怪談」を含む小説

「女子でも安心な一人飲み」というコンセプトの紹介記事を任された、若手ライターの立風ひばり。 取材のため居酒屋を巡り始めるが、飲み屋通いの経験が浅くて店内での上手い振る舞いがわから…

「ホラーで町おこし」を掲げ、観光客を呼び込むために数々の怪奇イベントを仕掛けていた。 だが、町の人々は知らなかった。 本当に幽霊が集まってきていることを。

N県の某ショッピングモールには、エントランスホールやエレベーター付近など、色んなところにトリックアートが設置されている。 先日、そのトリックアートについて設置場所がおかしいものが…

深夜、化粧台に向かった鏡子は、映り込んだ自分の指先がわずかに遅れて動くのに気づく。それは、彼女の人生を永遠に変える恐怖の始まりだった。 次第に増えていく違和感。鏡に映る自分は、…

フリーランスカメラマンの月城杏子が出会うのは、カメラでしか見えない"もうひとつの世界"。

自分が今まで収集してきた怪談話や、現在執筆している「幽子さんの謎解きレポート」の元ネタになっている話を載せています。

ホテル・ミッドナイトパレスの605号室で、姉が失踪した。 防犯カメラには不審な映像は映っておらず、警察の捜査も行き詰まっている。ただ一つ分かっているのは、姉が最後に目撃されたの…

終電を逃した夜、時刻表にない電車が滑り込んでくる——。 広告代理店で働く霧島美咲（27）は、深夜の無人駅で不思議な電車に出会う。そこは「忘れられた人々」が乗る列車だった。車内で…

都会の古い美術館の地下に眠る一枚の肖像画。白いワンピースを纏い、悲しげに微笑む黒髪の少女。伝説によれば、この絵を見た者は、夜ごと夢の中で「永遠の美」への誘いを受けるという...。…

突然の心臓発作で母を失った私。 その夜から、母のSNSアカウントが不可解な動きを見せ始める。 深夜2時13分。それは母が亡くなった時刻。 スマートフォンに届く母からの通知。 写真…

人気料理系インフルエンサーの榊原美咲は、深夜の料理配信が人気を集めていた。ある日の配信中、視聴者から不可解なコメントが届き始める。「背後に誰かいる」「画面から香りがする」──。 …

昼は大手商社のOL、夜は霊視カウンセラー。その二つの顔を持つ藤崎美咲（35歳）の前に、不可解な依頼が持ち込まれる。深夜3時の不気味な電話、婚活アプリの亡霊、残業続きのオフィスに潜…

二人組で心霊スポットを巡っている設定で お送りする短歌形式のホラーでございます。 思い付きで始める 息抜きの類いでございますから 前後の繋がりはあまり考えておりません。 暇潰…

　桑名光輝《くわなこうき》は自身の地元である御粕會町《みはくえまち》を何するでもなく散策していた。三十を手前に兄弟達からはしっかりしろと喝を入れられ、上司からは企画を作れと圧を掛…

※近況ノートを利用した表紙画↓ https://kakuyomu.jp/users/HiranakaNagon/news/16818093090582295059 　もとは「あ…

【完結済み】 初めまして。 祖母の遺品整理をしていると、心霊写真を見つけたので送らせていただきます。 ホテルの前で撮られた従業員？の集合写真なのですが、後列右から三番目の男性…

実話です。あれは私が番組のADだった頃の話です。あるお笑い劇団の若手役者が深夜の楽屋で、20年以上前に死んだ大先輩の役者を目撃しました。それから半年後、私も深夜同じ劇場の舞台で亡…

私が仕事で四国のある県を一人で訪れた時の話です。古く汚れたビジネスホテルで出会った霊は最凶最悪でした。 深夜ベッドで寝ていると悪臭と寝苦しさで目が覚めました。暗闇の中、隣で何かが…

五分で読める、１話完結のホラー短編・怪談集！ 信じようと信じまいと、誰かがどこかで体験した怪異。

中学三年の夏、榎野継(えのきのつなぎ)は寝台列車に乗って島根に向かっていた。目的は島根にいると言う祖母に会い、幼い頃に死んだ母の話を聞くことだった。 しかし母が残したノートには「…