「先輩･後輩」を含む小説

写真部の三年・春（はる）は、入学式の帰りに目を瞠るほどのイケメンに呼び止められた。 「好きです、先輩。俺と付き合ってください」 春の目の前に立ちはだかったのは、新入生――甘利…

ある理由から女性不信になってしまった俺、宮内秋友は本屋で悪質なクレーマーに遭遇する。そのとき助けた店員は三大女神と呼ばれている美少女のうちのひとり、天城広乃だった。その後も俺のま…

完璧主義の新聞部長・橘環と、その仮面を暴きたい感覚派の後輩・水野雫。互いへの興味と反発から、環は【取材ノート】に、雫は【音声ログ】に相手の記録を刻み始める。互いが監視者と知らず、…

　『星になりたい』という願いを持つ天体観測部の先輩に、僕はすこーしだけ、憧れている。 　しかしいつまでも夢ばかり見ているだなんて、僕らにはできるのだろうか。 　それは一体、いつ…

〜あらすじ・登場人物紹介〜 新井由佳は彼氏なし、告られたことなし、告ったことなしの恋愛をしたことがない、中高一貫校４年生。国立校で言うと高校１年生である。そんな彼女は恋愛なんて…

　高校一年生の真絃（まいと）は、名前も知らない先輩から、「手伝ってほしいことがある」と突然言われる。そして、先輩に指定された場所へ真絃が行くと、信じられない光景を目にする……。 …

大学1年の小暮詩歩は高校と同じように弓道部に入る。 そこで出会った2年の先輩ー神楽坂光瑠とあることをキッカケに距離が縮まる。 次第に光瑠に憧れを抱く詩歩。彼女に憧れて欲しいと思う…

運動音痴で内気な会社員、坂倉侑里は会社のポスターを見てため息をついていた。 彼のいたずらっぽい笑顔はどこか子犬に似ている。 少し日焼けした小麦色の肌に、口元にはアクセントのよう…

篝見夕凪（かがみ ゆうな）、二十四歳。昼は社会企業の職員、夜は半ば隠居気味の魔法少女。 数字と書類に埋もれる日々の中で、彼女の静かな世界は、少しずつ沈んでいく。 そんな夕凪の…

春。 白井茉白《しらい・ましろ》が出会ったのは、 静かで、どこか儚げな同級生――青山凛《あおやま・りん》。 小さな言葉、小さな仕草が、 ふたりの距離を、ゆっくりと、確かに変えて…

~~~ Caféteria abcb 店内窓際３番テーブルにて ~~~ 「なあ、後輩」 「なんですか、先輩」 「この店の名前、なんて読むんだ？エービーシービー？」 「っふふ、そ…

佐伯先輩は私をいつもからかう。 そんな先輩に私は恋をしている。

都内には二つのトップが君臨している。 全国No.1『赤龍』と、都内No.1『神鬼』。 同盟も組まず、抗争もせずにいた不良界の憧れ──。 暴走族『神鬼』の総長に君臨する“夜叉姫…

　ここは、住宅街に突如とはえた高校の、さびれた天文部。 　その部室でひょこひょこアホ毛をふりまわしているのが、我らが部長、藤崎千鞠。 　小さな身体で懸命に部を支える彼女の野望は、…

設計事務所の営業として働く成瀬 真波《なるせ まなみ》は彼氏の浮気の現場を見てしまった。悲しむのは一瞬で、身の振り方を考えてしまう自分に呆れる中、後輩の桂木 律《かつらぎ りつ》…

建築会社の事務として働く春日麻奈美《かすが まなみ》は先輩であり上司でもある五十嵐大樹《いがらし だいき》に人に言えない想いを抱えていた。そして、打ち上げの席でまた、彼は彼女のこ…

　とある高校の文芸部に所属する俺と先輩。 　放課後になって部室に集まるたびに、先輩は様々な話題を俺に投げかけてくる。 「後輩くん。君の意見を聞こう」 「そうですね……」 　別…

「俺じゃダメですか？」 見慣れた夜の公園。秋風が冷たいベンチ。 泣いていた私を見つけたのは、一つ下の後輩だった。 私の弱さも、隠れて泣いていたことも、彼は全部知っていた。 …

気だるげな三年生の橘集(たちばな しゅう)と、彼を追いかけるように懐いてくる一年生の立花律香(たちばな りつか)。 校舎裏での何気ない立ち話は、ただの先輩後輩のはずなのに、どこか…

【執着クーデレ後輩攻め✕鈍感平凡先輩受け】 成海は中学のときから同性の青柳先輩に片思いをしていた。高校も先輩のいるところへと追いかけてきたものの、先輩は彼女をつくってしまった。…