「短編向け」を含む小説

ビジネスホテルに、エイリアンが現れた。2メートルを超える体、口から漏れ出る溶解液。そんなエイリアンが懐から出したものは以外な物で―― とらきち氏の大喜利を、許可を頂いたうえで小…

本好きな彼女とのお家デートなのに、当の彼女が俺に構ってくれない！

私のこんな夜は、きっとあなたのそんな夜

クリスマスが誰にとっても特別な日になるとは思いません。だけど、聖なる夜はいつもより少し人に優しくできるのだと信じています。

僕は、同じクラスの男の子に特別な想いを抱いている。彼と特別な関係になりたい。ずっとそう思っていた。そんなある日、僕たちは秘密基地でとんでもないものを見つけてしまう──

完璧人間、矢部はあるコンプレックスを抱えていた。 誰からも理解されないそのコンプレックスは、全て重大な意味を持っていた──

ある小さな公園に「幽霊が出る」と言われていた。それを聞いて肝試しに来た男達。 しかしそこでは何も起きなかった。 ただ……。

　戦争によって何も信じられなくなった男ジルは、自身の名誉目当ての婚約を惰性で引き受ける。 　そんな彼の元にきた花嫁アメリアは、家の純粋な心に触れ、ジルは彼女を試すことにした。 　…

広尾駅の地下ホームで出会った黒いコートと赤いマフラーが印象的なスタンダールでライカな女。「俺」はその女性と無言劇での会話を交わす。強い印象的な出会いだったのに、その後は連絡がつけ…

温泉巡りの旅行である町に訪れた三人の女性。彼女達はそこである旅館に泊まった。 その時起きた恐怖の体験とは……

ファンタジーやRPGで必ずと言っていいほど出てくる勇者の剣。 ですが、勇者の剣自体は勇者を選べない。 THE.勇者の人に使われれば良いものの、時の流れで勇者は変わっていく…… 手…

　この記録は、誰のものでもない。それでも確かに存在した、誰かの心の軌跡である。 　掠れ消えてしまうような、小さく見落とされがちな影。それらを掬い上げ言葉に乗せて、その一瞬を繋ぎ止…

寂しさをテーマに書いた一作です。 東北に一人で暮らすおばあちゃん。冬休みをおばあちゃんと過ごすことになった小学三年生の女の子。母親の出産。それらの要素と家族を軸にして、団らんとぬ…

暁（あかつき）の国が昔にあった。ここのさる大臣家に一人の娘がいる。 名を緋流（あかる）、年齢は二十歳。歌や舞が得意で美貌もあり、才色兼備で知られていた。 そんな緋流に入内話が舞い…

AIに対する記事を読んで疑問に思ったので投稿

終電を逃した小野寺麻衣は会社の同僚で先輩の芹沢凌太は深夜の街をさまよううちに、彼の仕事では見せない素顔と本音に触れていく。 　酔いに任せたかのような言葉に、不器用な告白。 　…

自分が嫌い。 みんなから自分はどう見えてるんだろう。 作り物の自分は。

RTA中に過労死した男、高羽ハヤトは、女神に来世も人間に転生するための条件として、「異世界の、強く作りすぎた魔王の1時間以内の討伐」を命じられる。異世界に隠れた「バグ」を利用して…

『一笑けん命　笑顔のたえないクラス』 　私たち、三年二組のクラス目標。 　けれど、その笑顔の裏には、、、 「笑うと負けよ」 「あっぷっぷ」 の二話でクランクアップ。 午後…

「こっくりさんは絶対にしてはいけない」 誰もが一度は言われた事があるでしょう。 これは、私が知人から聞いたこっくりさんにまつわる怪談話。