「ファンタジー 王子」を含む小説

　迷いの森の中にあるユーフィンは、かつてゼクスクローネ国に召喚された『聖女エマ』によって作られた村である。 　しかし、ゼクスクローネの教会は、国教である『カブラル教』に帰依しない…

ここはけものの国、リオマルディア。 『災いを呼ぶ不吉な生き物』とうわさされるコヨーテの少女ディアナは、とある事件から弟たちと路上で生きていた。 ところがある日、ディアナは王子さま…

「あなたが転生したいのは、愛されヒロインと悪役令嬢、どちらデスカー？」 どこまでも続く純白の空間で、私が告げられた究極の選択。 もちろん、破滅フラグなんてごめんだから「愛されヒ…

王弟エドワードの侍従、アウレリウス・リリエンタール。 彼は幼い頃より第三王子の乳兄弟として育ち、共に学び、共に剣を取り、いまや忠実なる影としてその歩みを支えている。 だが、皮肉…

病弱だった現代の記憶を持つ侯爵令嬢、アイオニア・ラディウス。彼女が転生したのは、ファンタジー世界の悪役令嬢だった。 運命の16歳の誕生日パーティ。聖女の魅了にかけられた婚約者、…

　かつて「シンデレラ」と呼ばれた少女は、名を エレノア と改め、王子と結ばれた。 だが、王子は名誉欲にかられて十字軍に参戦し、戦死の報が届く。 絶望の果て、王子の弟と再婚しようと…

＊毎日20時10分に投稿します。 公爵令嬢レジーナは、日本人だったころの知識を持つ、がんばり屋の女の子。魔力がゼロでありながら王立魔法学園でトップクラスの成績をおさめ、アトミオ…

物語に出てくる王子様の愛や、美しい魔法。それらは物語に必要不可欠で価値あるもの。 その瞬間が――もしそれがSNSで″動画″としてバズったとしたら？ この物語はそんな動画に命を懸…

地球からはるか遠くに存在するとされている星、にゃんだふる星。そこには猫に似た奇妙な生き物にゃんだふる星人が暮らしている。 サバトラ族のソンは、にゃんだふる星で最も大きな国、にゃん…

魔法が使える国の王女、杏樹は世界を救う王になるように王に言われ、魔術師になる修行をし、隣国の王子と政略結婚をすることに。 ところが、相手の王子は魔法も剣も使えないポンコツ王子‥！…

　ある日、ご神託により小さなパン屋の娘シェイラが今代の聖女に選ばれた。 　見た目も中身も平々凡々なシェイラの聖力の放ち方は、なんとパンをこねることだった。 　なぜか最初に会ったそ…

白銀の髪に、白銀の瞳。 それは、かつて〝救世主〟と呼ばれ、同時に〝災いを呼ぶ〟と恐れられた存在の証だった。 そこは魔法と科学が混沌とした世界。 王立魔法学校への入学を機に、少女…

【前編】 おばあ様がくれた一冊の手帳。そこに14年分の半生を綴ることにした少女・ヘマは、ティエビエン王国の森の中に建つ書物の塔――白の塔に棲まう聖獣、"王猫"の巫女だ。 寂れた街…

人類の敵である魔王は勇者と聖女の手によって葬られた。 人々が魔王の消滅を望む中で、ただ一人の悪女だけはそれを悲しんだ。 「私、強くなります、今度こそ貴方を守る為に。時間が巻き戻…

【ルビーファンタジー賞応募のため改稿を急いでいましたが期限内に完成せず、選考外となりました】 ひょんなことから悪役令嬢モノと思しき異世界に転生した〝俺〟。それも、よりにもよって…

魔獣に襲われた魔の森で、ステラシアは星のような男に助けられた。 淡い金髪に銀が混ざった紫の瞳。甘い顔立ちは寄せられた眉のせいで少しだけ近寄り難く。大きすぎる「魔力」と「星の力」…

王宮の片隅――緑の離宮。 そこに追いやられた第三王子と、その乳母セラフィーナは、誰に知られることもなく静かに日々を送っていた。 しかし、幼い王子の未来を脅かす陰謀は、すでに宮廷…

アルパラナの城下街アシオスで雑貨屋を手伝うフィローネ。ある日その雑貨屋に商品が入って来なくなってしまう。いつも取り引きをしていたリッキー商会を訪ねてみると、なぜか業務停止命令が出…

居場所のない孤独な13歳の少女リナ。 満月の夜、公園のブランコで「星見の衣」を纏い、彼女の運命は一変する。 「大変だ！月が遅刻してしまう！」 そう話すのは、お団子が大好きな…

以下王子談―― 悪いことなんて何もしていないのに監禁されました。 ヤバい牢獄でしょんぼりしていたら、いつの間にか勝手に融合されてストーカーと一つになりました。あと動き回るダンジ…