「青春・夏」を含む小説

中学二年生のキョーコとハル、小学校の頃から仲の良かった二人は中学生になってからは疎遠になっていた。 理由は、ちんちくりんでいつもキョーコの後をついて回っていたハルが、中学生にな…

夏休み最終日、「夏休みまだ終わらないで…」と願う凪。 次の日、目が覚めカレンダーを見るとそこにはあるはずのない‘‘8月32日”の文字が。 この終わらない夏を越えるためにいつもの仲…

元幼馴染の現幽霊の咲。 そんな咲と一夏の悲しいくとも鮮やかな思い出の話。

僕は親戚のお墓参りをするために、小さな島に来ていた。 何もすることが無いこの島で唯一の観光名所である崖に行くと、柵から身を乗り出して落ちてしまった。 その落ちた崖下で女の子に助け…

地球温暖化の第３フェーズ、「地球熱星化」により夏以外の季節が消滅した近未来で紡がれる、二人の男子中学生の「冬」の話。 原作⇨避役 加筆⇨おれお

海辺の町にある全寮制の女子高校。そこで「忘れられた少女」と呼ばれる存在がいた。誰とも深く関わらず、感情を表に出さない少女・一ノ瀬澪。彼女は、まるで世界から切り離されたように日々を…

後輩に呼び出されて地元に帰ってきた大学生の高村蓮。駅に降りた蓮はそこで、中学時代に別れた同級生、辻崎睦美の姿を見た。

夏エモのショートショートです。

わかりきったような言葉を言う彼女。 諦観したふりをした、僕。

　作家志望の高校二年生、相沢万里（あいざわばんり）は、同じクラスの逢坂音羽（おうさかおとは）に恋心を抱いている。相沢は友人の新島豪に背中を押されて、逢坂を地元の夏祭りに誘う決意を…

　中学最後の夏。友人に誘われた花火大会で僕は、困り顔で佇む一人の女の子と出会った。 　これは僕と彼女の、偶然の出会いから始まったひと夏のデート。

高校２年生の一宮渚は母が巫女で父が神主の家が神社であり渚も巫女になるために頑張っていた。５歳の頃行方不明になってから家の裏路地に行くのを母から止められていたが急いで帰っていた日そ…

夏にかけて膨れ上がるこの想い。 向ける先をただ見つめてる。

"目の奥に光が通ったら、けっこん。" 二十歳の誕生日、京子は父の選んだ相手とお見合いをする。曽祖母の着物に袖を通してーーー。 私は、私の選択に自信がない。 ※この作品は、2…

受験勉強に集中できない中学三年生のショータローはある日、思い出したことがある。 それはやりかけの自由研究のことだった。 リコ姉ちゃんのヘソの観察日記は小学生の時分から未だ完結して…

日の沈む夏の夕暮れ。 君は、もう帰らなあかんね、と言う。 僕は、幼馴染の君を引き留めるように、声を絞り出した。 夏の終わり。君に会えない明日なんて、来なければいいのに。

好きな子の水着を見るために奮戦する少年の話。

高校生の柊汰は、ある春の終わりに一人の少女と出会う。なし崩し的に二人でいるうちに柊汰は彼女に惹かれていくが、それに気づいた頃には夏が終わりかけていた。夏の終わりは、二人の別れでも…