「#草」を含む小説

ぼくの名前は鯉幟カブト。カブトって名前だからか、カブトムシに詳しいと思われがちだけど、全然そんなことはない。そんなぼくは、この夏、最近話題のレインボーカブトを探して研究することに…

宿題という不条理は私に厳しく、 親に優しく…はっきり言ってクソだ！ やりたくねぇ。やりたくねぇよ。誰方空けて。 な弁で邂逅☆クソ世界！

「創作しない」をメインテーマに、志草ねなが書くエッセイ。 創作しないほうがいい時、創作しないジャンル、結局書かなかった話、など。

男女以外に第二の性別がある世界。 国の富裕層のアルファだけが通う天元学園には、例外処置として通うベータたちが存在する。 ベータたちの役割は、アルファの起こしたトラブルを、後腐れ内…

私立香澄高校に通う、女子に男子制服を着せたような容姿端麗の男子高校生　竹達 晶。 晶は人よりも香りに敏感な特性を持っていた。 特別な香草と、言葉にならない想いを綴る高校生たち…

　夏。入道雲。 　線香。 　煙。 　私は祖母の真似をして、水煙草を吸う。 　ふうと吹き出した白は、風に消えていく。 　三題噺 　「使者」「横顔」「真似」

【爽やかBL】も～～なんなん、あんたら！！お幸せに！！と言いたくなるようなハッピーサマーストーリー。夏草そよぐ高原を舞台にした爽やかなBLです。20代前半くらいの若者たち。

多忙な日々に心身をすり減らした人々が、熱気と冷気を繰り返すサウナの快楽に身を委ね、自らを「ととのえる」。 出張先の仙台や群馬、あるいは故郷の山奥で、彼らは偶然の再会や温かな交流…

幼馴染の志伊良《しいら》タスクはとにかくモテる。道を歩けば見知らぬ女子に声をかけられ、電車に乗れば黄色い悲鳴とともにシャッター音が鳴り響く。高校二年の春、そんな幼馴染に彼女ができ…

　とある田舎の一軒家。 　蚊取線香、扇風機、風鈴の音に耳を澄ます。子どもは元気だ、向こうの道を駆け回っている。捻くれた一高校生の心にぼんやりと、だんだん鮮明に一人の姿が思い浮かぶ…

小説を投稿するたびに、ワイは死ぬ。 読まれなかったら即爆死。 誰にも気づかれずに終わった投稿は、静かに消えていく。 ……そんな中で、ワイは“草（1）”を求めて生きてる。 ジャ…

廃線となった路線を旅する4人の少女。 誰もいない無人駅、放置された建物、草に覆われた道路。 そんな廃墟化した世界で、少女たちはとある『違和感』に気づき始める。

「その願い事、叶えてあげてもいいけど、本当にそれでいいのかい？」 神様の選択がいつも正しいとは限らない。それは、なるべくあなたの願い事を叶えてあげようとしているから。その願い事が…

そこは願いを叶えてくれる魔女たちの館。 紅子と白子は、その館の次期当主を決める儀式に選ばれた。 当主になる条件はただ一つ、『薔薇の蕾を綺麗に咲かせること。』 薔薇を咲かせるため…

　古典文学の金字塔『徒然草』の著者・卜部兼好（兼好法師）が令和の世の読者に贈る、自らの若かりし日の淡く切ない恋愛話。 　時は鎌倉時代後期。二十六歳の兼好は有力貴族の邸宅に執事とし…

俳句・季節の二十句

　身分の格差、陰湿な策略、そして転生者として巻き込まれたくなかったはずの世界で、彼女は気づいていく。 　本当に望んでいたのは、ただの「平穏」ではなく「自分の意志で選んだ未来」だっ…

　平安時代の昔、あの絶大な権力者だった平清盛に囲われた白拍子がいました。名は祇王。白拍子とは今で云えば芸能人となるでしょうか。いまの芸能人たちはステータスシンボルであり、万人の憧…

ある日突然、夫健吾の不注意により大切な娘、紬を失った。人間の心を失った美緒は、復讐をするー。 主人公　　橘　美緒 美緒の夫　橘　健吾 愛娘　　　橘　紬(つむぎ) 刑事　　　神…

「徒然（つれづれ）」とは、「長い時間続く同じ状態」、「することがなく退屈」という意味がありますが、実は、「物思いにふける」という意味もあります。本資料は、「宇宙徒然草」の内容をま…