概要
私は爆風で、意識が混濁していく。
妹の陽菜の一周忌法要が終わった。
彼女が亡くなって一年が経とうというのに、私の想いは変わらない。ずっと会いたいと願っている。
だが、この世にもういないのだから、私が陽菜に会いに行かないといけない。そう思って、ブックカフェに陽菜の彼氏だった洋介を呼んだ。
私はテーブルに画集を積み、その上に機械仕掛けのレモンを置く。爆薬のつまったレモンを。
※第3回人生逆噴射文学賞で「佳作」をいただきました。ありがとうございます。
彼女が亡くなって一年が経とうというのに、私の想いは変わらない。ずっと会いたいと願っている。
だが、この世にもういないのだから、私が陽菜に会いに行かないといけない。そう思って、ブックカフェに陽菜の彼氏だった洋介を呼んだ。
私はテーブルに画集を積み、その上に機械仕掛けのレモンを置く。爆薬のつまったレモンを。
※第3回人生逆噴射文学賞で「佳作」をいただきました。ありがとうございます。