概要
対処法→対象の喜怒哀楽の視認、対話、肉体的接触、吸引など
吸血鬼にある弱点を全て克服し、総元締めの座に君臨している彼には、ただ1つ…精神的に致命的な欠点を抱えていた。
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- ★★★ Excellent!!!サディズムとその裏に見え隠れする悲哀
吸血鬼の総元締めに位置する「私」は、その妹「ノエル」に「愛らしい」「尊すぎて滅びそう」「結婚したい」 という肯定的な感情を抱く裏腹、臓器をばら撒く、頭を踏みつけるといった虐待的・支配的な振る舞いをする。
まるで、DVが繰り返されている様を描いているようだが、どこか様子が違う。「私」は妹に対し、自分の肉と骨で作った刀をプレゼントするなど、ある種献身的な愛を繰り広げる。それを知ってか、作中ではノエルが愛情を示す行動を見せる。
私は、ここに暴力でしか思いを遂げることができない男の不器用さを見出した。おそらく「私」は永久に幸せにはなれないのだろう。永久に愛情を渇望することになるのだろう。変わるこ…続きを読む