育ってしまった植物

 高校3年生、家庭科の授業でミニトマトだったかの植物を育てるというものがあった。25歳という若さの山鹿やまが先生にめちゃくちゃ褒められた。


「玄君、すごい! 一番育ってるんじゃない?」

「あぁー、まあそうかも……」

「どれくらい水あげたの?」

「これです」


 と記録用紙を渡した。


 私は1回も水をあげていなかった。

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