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概要
君が忘れていても、俺だけは覚えている。
冬休み明けの朝、無人駅で幼なじみの朝倉と再会した。
小学生の頃、図工で「ピンクの象」を描いて笑われたとき、
ただひとり「かわいい」と言ってくれた子だ。
彼女は覚えていない。それでも――
真っすぐな横顔を見ると、胸の奥がざわつく。
届かなくていいはずの“ありがとう”が、
逆光の朝にそっと音を立ててしまう。
小学生の頃、図工で「ピンクの象」を描いて笑われたとき、
ただひとり「かわいい」と言ってくれた子だ。
彼女は覚えていない。それでも――
真っすぐな横顔を見ると、胸の奥がざわつく。
届かなくていいはずの“ありがとう”が、
逆光の朝にそっと音を立ててしまう。
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