概要
俺がいなくなった県庁で、知事の失言が月イチで炎上してる件。
埼玉県庁・広報戦略課の真壁陽太(28歳)のスキルは「失言キャンセラー」。
知事が差別発言を放つ0.3秒前に察知し、咳払い、タイマー着信、最終手段はマイクの電源ケーブルに足を引っかける──あらゆる手段で知事の暴言を阻止してきた。5年間の戦績、推定347件。
ある日、人事異動で道路政策課に飛ばされる。
失言キャンセラーを失った県庁は当然のように地獄と化し、知事の失言は月イチで全国ニュースに。支持率は過去最低を更新。JA激怒、川越市長激怒、テレ玉激怒、厚労省激怒。
一方の真壁は道路政策課でスローライフ満喫中。アスファルトは失言しないし、17時に帰れるし、最高。
そしてついに届く「戻ってきてくれ」の電話──。
サイゼリヤのデカンタワイン(税込1,100円)を片手に、なろう小説の追放ものを愛読する男
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?