概要

「救いたかっただけだった。」
大衆居酒屋「鶴亀」では、いつも通りテレビが流れている。
グラスの音。油の匂い。変わらない日常。
画面の中では、生物学研究者・黒沢梨花が語っていた。
「すべての命を守るために、終わっていい命はありません」と。
やがて世界は変わり始める。
提携施設。優待制度。救われる動物たち。
そして――死ななくなった命。
「ただ一人を除いて。」
それは、誰もが望み、疑いもしなかった救済のはずだった。
世界が静かに変わっていく過程を、ただ見ていた者たちの記録。
全7話完結済です。
  • 連載中4
  • 5,900文字
  • 更新
  • @kinami0108

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