概要
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!ドキュメンタリーなのか、モキュメンタリーなのか。
謎多き人気作家、ジロギン2氏の生活圏内を
垣間見る、非常に稀有な作品といえる。
氏はコメディ・ホラーの騎手であり、最近
モキュメンタリーとしての作品を多く
手掛けて人気を博している。
笑いと恐怖とを絶妙に按分するセンスの
妙味、ストーリーの中に巧みに仕込まれた
社会問題への鋭い目線、更にその対極を
行く心の裡の機微を描き出す事には定評が
あるのだが。
虫が。しかも 毒虫 が!
極めてプライベートな空間に出た時の
リアルな恐怖は、如何なホラーの名手と
雖も、どうしようもない!
兎に角、出来るだけ距離を取って確実に
息の根を止めること。そして、間違いなく
ヤッたのかを用心深く…続きを読む - ★★★ Excellent!!!安全であるはずの自分の空間が侵され、一転して心休まらない空間に……!
自分は、野外で見る分には大して不快感を覚えないんですよ。
自然ではそこいら中にいるのが当たり前ですからね、虫。
ただ、それが自室となると話が別です。
ここは自身のプライベートな空間、絶対の安心と安全を保障されてしかるべき場所……そんな空間に、意思疎通ができない生き物が存在する!
これは、見た目が不快だから視界からいなくなればいい、何て簡単な問題じゃありません。
いなくなったらいなくなったで、室内のどこかに隠れているかもしれないわけで、こちらが気が抜いた隙にまた姿を現すかもしれないわけです。
つまり、自らの手で殺すか追い出すかして結末を見届けなければ、それまで心休まることがない!
そんな疑心…続きを読む - ★★★ Excellent!!!誰もが感じる可能性のある恐怖
誰にとっても身近な恐怖、それが本作では描かれています。
この作品の主人公大学を卒業して上京し、一人暮らしをすることになったのですが、ある日、主人公の住んでいる部屋にムカデが出現してしまいます。
虫が大嫌いな主人公は、恐怖しながらも、ムカデを始末しようとする……という内容です。
虫はほんと厄介ですよね。どこかに隠れてしまいますもんね、あいつら。
本作は、実際に体験したことをそのまま書いたのかな、と感じるくらい、虫の行動がリアルで丁寧に描写されているので、身近な恐怖を感じさせられました。
私は虫は好きではないものの、そこまで苦手ではないのでまだいいですが、虫嫌いの人が読んだらこ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!サーチ&デストロイ! やり遂げろ! 心の平穏を取り戻すために!!
「恐怖」とは、いつだって日常のすぐそばに存在しているものである。
ただ気づかないでいるだけで、ふと「何か」が視界に入ってしまった瞬間に、当たり前だと思っていた毎日は一挙に崩壊してしまう。
なぜ、今まで平気でいられたのだろう? どうすれば、こんな事態になることを防ぎ得た? 避ける術はなかったか。これは不可避の事態だったか。
そんな不安と戦慄を一挙に感じさせられる事態。
できることは、「目の前の脅威を素早く排除する」ことのみ。
穏やかな眠り。静かな暗闇の中で過ごす時間。人が心を健康に保つためには、そんな安らぎが必要になる。
だが、「隣り合った恐怖」が侵食してくることにより、…続きを読む - ★★★ Excellent!!!センチピードで超ピンチ!
はっ、はっ……いぃや、なんて恐ろしいお話でしょう……!
部屋には「私」一人しかいません。
なにせ長野から遥々東京へやってきたのです。親類、知り合いはみんな地元にいる。
だから、そのアパートには「私」一人しかいない。
なのに「私」は見つけてしまうのです。「私」以外の「生命体」を……。
家に一人……これがクリスマスの家族旅行においていかれてしまったケビン少年だとかいうのなら──そして見つける「生命体」が間抜けな盗っ人だというのなら──安心して見ていられますが、こちらのお話はそうじゃありません。
「私」は少年ではなく、見つける「生命体」は、「私」にとっての天敵といっても過言でない存在。
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