概要
捨てられた世界で、捨てられなかった想いを僕が結ぶ
物に愛着を持つと、命が削られる世界。
150年前、“付喪神顕現化現象”が発生。
魂を宿した物たちは人を呪い、寿命を奪い、瞬く間に文明は崩壊した。
今や、本も音楽も文字も消え、物を持つことは禁忌。
人は、崩れた廃墟のなか、共同所有の物だけで生き延びている。
そんな終末世界で、唯一、付喪神の縁を断てる存在――“無縁者”。
ムツもその一人だった。
だがムツは、付喪神が憑いた猫の置物“ネジェム”に、強引に番にされてしまう。
呪われたのムツは集落を離れ、穢れと呼ばれる渋谷駅の前で、他の追放者の無縁者“ナルミ”に出会う。
彼女をきっかけに、ムツは縁を結ぶ旅を始めることになる。
16歳と、まだ大人になりきれていないムツ。
ネジェムと旅を始めるが、この旅は付喪神を滅ぼすためではない。
――愛されぬまま彷徨う縁を、静かに繋げるための旅だ。
150年前、“付喪神顕現化現象”が発生。
魂を宿した物たちは人を呪い、寿命を奪い、瞬く間に文明は崩壊した。
今や、本も音楽も文字も消え、物を持つことは禁忌。
人は、崩れた廃墟のなか、共同所有の物だけで生き延びている。
そんな終末世界で、唯一、付喪神の縁を断てる存在――“無縁者”。
ムツもその一人だった。
だがムツは、付喪神が憑いた猫の置物“ネジェム”に、強引に番にされてしまう。
呪われたのムツは集落を離れ、穢れと呼ばれる渋谷駅の前で、他の追放者の無縁者“ナルミ”に出会う。
彼女をきっかけに、ムツは縁を結ぶ旅を始めることになる。
16歳と、まだ大人になりきれていないムツ。
ネジェムと旅を始めるが、この旅は付喪神を滅ぼすためではない。
――愛されぬまま彷徨う縁を、静かに繋げるための旅だ。
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?