概要
桜島大噴火の夜。家族に捨てられた私を迎えに来たのは、初恋の軍神様でした
【完結】大正ロマン×シンデレラストーリー。
「軍神」と恐れられる冷徹な青年将校は、初恋の妻だけを死ぬほど愛している。
大正三年、一月。
南国・鹿児島にて、歴史的な桜島の大噴火が起きた日。
没落華族の娘・小夜子(さよこ)は、継母と義妹に「荷物番」として屋敷に置き去りにされた。
降り注ぐ灰と、迫りくる轟音。
「ああ、私の命はここで尽きるのだ」
そう覚悟した小夜子の前に現れたのは、一人の軍人だった。
「遅くなってすまない。……迎えに来た」
煤(すす)と灰にまみれた小夜子を抱き上げたのは、かつて父の書生であり、現在は陸軍少佐として「軍神」の異名をとる小松巽(こまつ たつみ)。
彼は任務を放り出し、小夜子を救うためだけに帝都から駆けてきたのだった。
「君は私が命を懸けて拾った女だ。その価値を、
「軍神」と恐れられる冷徹な青年将校は、初恋の妻だけを死ぬほど愛している。
大正三年、一月。
南国・鹿児島にて、歴史的な桜島の大噴火が起きた日。
没落華族の娘・小夜子(さよこ)は、継母と義妹に「荷物番」として屋敷に置き去りにされた。
降り注ぐ灰と、迫りくる轟音。
「ああ、私の命はここで尽きるのだ」
そう覚悟した小夜子の前に現れたのは、一人の軍人だった。
「遅くなってすまない。……迎えに来た」
煤(すす)と灰にまみれた小夜子を抱き上げたのは、かつて父の書生であり、現在は陸軍少佐として「軍神」の異名をとる小松巽(こまつ たつみ)。
彼は任務を放り出し、小夜子を救うためだけに帝都から駆けてきたのだった。
「君は私が命を懸けて拾った女だ。その価値を、
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?