第21話: 緊急軍議
戦場から戻ったグラナディア学級。
ザコは右眼を光らせ、次の襲撃の兆候を読み取る。「…奴ら、まだ本気を出していない」
ガロンが笑いながら酒袋を回す。
ラミエルはヴァルキリーの背から降り、方翼をたたみながら小声で言う。「僕、疲れてないのだ!」
砦の会議室では、ヴェルサニア軍のイーリス、そしてヴァルキリー将校たちも交えて緊急軍議が開かれる。
エリアスが司令官として前に立ち、地図を広げる。
「北方からの次の襲撃に備える。レオニウスの兵たちは恐らく禁忌術式を使うだろう。未知の力を想定しなければならない」
ソフィアが興奮気味に指差す。「私たちも空からの支援、できますよ!」
ラミエルが背伸びして言う。「僕、ヴァルキリーさんに乗るのだ!」
ミカエル(右眼)はザコを通じて助言する。「盾を活用せよ。光の角度、風の流れ、全てを計算するのだ」
ヴェルサニア軍の将校たちも笑みを浮かべる。
イーリス
「ふふ、これで連携は完璧ね。アルカディウスのあのオネエ大将、面白いことになりそうだわ」
ザコは仲間たちを見回し、心の中で決意する。
「俺たちで、あいつらの驚異を跳ね返す…!」
外では静かな夜風が吹く。北の空には、まだ暗雲がたなびいている。
次なる襲撃――それは、前回よりも規模が大きく、そして予測不能なものになる。
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