第20話 事務所の女子達

 今日も事務所で三人組は会話をして居る。


「今日さ、哲学の講義受けたんだけどさ」


「ええ」


「真理は女って言葉が、この事務所に居て身に染みる」


「と言うと?」


「珠子さん『地上最強』だろ?珠音ちゃん『業火で怪異一掃』しかも普通の人だと思って居たアリスさんでさえ『元傭兵』だ」


「確かに我々とは一線を画す戦闘力です」


「男性陣で誰一人、戦力と呼べるかだよね」  


「だろ!?」


 確かに武器は支給されるので、一般人より強いが逆だ。一般人が武器を持っただけなのだ。


「強い男キャラが必要だと思う」


「珠子さんが居る時点で無理ですね」  


「常識枠のアリスさんでさえ瞬殺されるよ」


 元傭兵な分、想像の範囲内で殺される。


「珠子さんがチート過ぎるんだよな〜」  


「いえ、部長勘違いしてませんか?」


「んあ?」 


「全員、一般人からしたらチートです」  


「確かに……」


 そこに珠音が静かに来た。


「珠音ちゃん!?」


「今の話聞いてた!?」


「えぇ貧弱虚弱無知無能の分際でよく言えた物だなと……」


 珠音はやや不機嫌だ。


「すみません……」


 三人は正座して反省して居る。


「そもそも、強く成りたいなら、それ相応の努力が必要です」


「はい……」


「少々、再教育が必要ですね。アリスさん」


 珠音に呼ばれアリスが来た。


「どうしました?」


「この三人、再教育です」


「まあ、どの程度でしょうか?」


(えっ?程度ってあるの?)


「マスト・ダイモードです」


「かしこまりました」


「この世は不条理だ〜!」


 アリスは三人組を連行すると部屋の奥から絶叫が聞こえて来た。

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