概要
「その炎は、呪われた宿命を焼き尽くすか。」
祖父が遺した一枚の手紙に導かれ、不気味な静寂に包まれた森へと足を踏み入れた春人。背後から迫る正体不明の呻き声と、足首を掴む氷のような感触……。絶体絶命の危機を救ったのは、激しいエンジン音を轟かせる一台の古びた車だった。 逃げ延びた先の古社で待ち受けていたのは、謎の老人・斎藤友年。そこで春人は、自身の体にかけられた「呪い」と、眠っていた「霊力」の存在を知らされる。 激痛と鮮血の中で覚醒した小さな炎。それは、過酷な運命へと立ち向かうための、唯一の武器だった。覚悟を決めた春人の、孤独で壮絶な修行が今、始まる。
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